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 不思議な声の物語 by R

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映画「僕たちのプレイボール」ボイトレGO!GO!

先月末、記者発表してスポーツ紙等でも掲載された、リトルリーグを題材とした映画「僕たちのプレイボール」での出演者達に、挿入歌予定の曲を歌う為のボイストレーニングを行いました。
中学生を中心に総勢12名!エネルギー吸われまくりの3日間でござんした!
さすがに皆、子役とはいえいくつも仕事をこなしているので、発声のアドバイスをするたびにポイントを捉えて、どんどん上達していくんだな、これが。ちなみに11月1日の日本シリーズで、新庄剛志氏とともにマウンドに現れて、始球式をやったのが、主人公を演じた少年でした。(公開は来年の初夏予定となってます。詳しい映画の内容や出演者情報は、ホームページ等で見て下さいね!)

「レコーディングまでもう時間が無いけど、成果を期待してるんですよ〜!」おっと、これは彼らに言ってるんでした。

あらためて思ったんだけど、やっぱり声や歌には力が有って、それは大人も子供も関係ないって事やね。本気で歌ってみて、と言ったって、「何をもって本気というのじゃ」と大人でも難しい事を、つい言ってしまう指導者が多いけど、具体的にこの歌詞は君にとってどんな状況、場所、人が見える?なんか伝えてみると、いきなり世界観をもった歌声に変わったりするんだな〜。すると聞いてるこっちも、いろんな世界を想像したり、映像化したりできちゃうのよ。

それにしても、若いってすんごいですな〜、、、4時間ブッ通しでレッスンしても、元気いっぱいで歌うもんね、、、こちとらお父さんみたいなもんだから、そらぁ結構脊髄のあたりがミシミシっと気まっせ、、、トホホ。
ま、彼らがこれからどんな方向に進んでいくのかは分からないけど、今回伝えた技が、少しでも役に立てばいいにゃ〜と思う今日この頃、、、の夜更け、、、です。

許される範囲で、今後もこの映画情報もお伝えしてくので、今日はこんなとこでサラバじゃ!

んじゃ!
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「10,000分の3」な、おじさん?2

脱脂綿でそっと頭を抑えていると、その男性(この人も60歳を過ぎたおじさんだったけどね)、自分の頭を気にして、自分の手で触ろうとしているのでした。変な形になっている事や、血が出ている事なんかを認識してしまって、軽いショック状態になりそうだったのよ。少しづつ体が震えてきて、そのままほっといたり、「大丈夫ですか!」などと心配してるような声をかけたら、完全に気を失ってたろうね。

そこでR君、そっと手を外しながら、「今日は仕事?」と静かな口調で世間話を始めました。一瞬「え?」というような反応をしたそのおじさん。しかしすぐに会話しはじめて、「仕事で早起きをしたんだけど、貧血気味だったんだよ〜。」と言ってきました。「へ〜、そうなんだ〜。どこに住んでるの?」と日常会話のようにしながら、後から来る救急に伝えるべく(気を失う前に聞いとこうと思ったんでね)住所、氏名、連絡先をメモしながら会話を続けました。すると落ち着きを取り戻して、震えは治まり、呼吸も安定してきました。15分くらいした頃、救急隊員が駆けつけ、病院に運んでいってくれました。救急隊員に連絡先を聞かれ、約30分の出来事は終了したのでした。

何本も通り過ぎる電車が、何とも言えない不思議な印象を与えていました。(かってな思い込みだけど、「なにごと?」とか「かわいそう〜」とか「関わらんとこ」とかいろんな声が聞こえたように感じたのね)後日、この倒れた男性のお母さんから(確か90歳近いと思ったけど。二人暮らしだって言ってたな〜)電話があって、「命には別状無く、安静に入院しています。ありがとうございました。」と伝えてくれました。

「10,000分の3」な、おじさん?とは、次の駅まで電車で一緒になり、「ご苦労様でした。」と言うと「前にもこんな事があったんだよね〜。よくこういう事にでっくわすんだよ〜」と言っていました。

いえいえ、あなたが「10,000分の3」な、おじさん!だから、人を救ってしまうんですよ!

声の話だけど、泣きじゃくる子供や今回のようなケースのときに、介助しようとしている側の人が、対象者に同調してしまうと、子供はよけいに泣くし、(子供が転んでべそをかきそうなときに、お母さんが「あら、大丈夫??痛かったね〜。かわいそうにね〜。」とか悲しげな声を出してしまうと、子供はすぐにそれに反応して、「わ〜〜〜!!」と泣くでしょ、あれね)今回の男性であれば、おそらく気絶してたかもしれないね。もちろんケースバイケースだから、微妙なところはあるけど、声の使い方一つで、その場の状況が変わる事があるってことだけでも知っていただければよござんす!

というわけで、また次回、んじゃ!
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「10,000分の3」な、おじさん?

Rは、よくお酒を呑みます。いや、呑み過ぎます...すんません。

で、これもずいぶん前の話。

その日も、というか日は変わって翌日の朝方の出来事。(それまで、非常に有意義なディスカッションをアルコールというドリンクで、滑らかに...イエ、ただのヨッパライでした)その当時は一駅となりの街から(ある場所に)よく呑みに来ていたので、始発で帰る事にしてたんだな。始発電車がくるまで15分か20分くらいあったかな?会社に向かう人たちに少しだけ(ほんの少しね)申し訳ないな〜と思いつつ、ホームに立っていました。

するとホームのはじの方で「ドサッ!」という音がしたのでした。「ん?」少しずつホーム上がざわついてきました。近寄ってみると、初老の男性がホームに横たわっているではありませんか!そしてその落ちたであろう男性を一人のこれまた初老の男性が脇を抱えて線路から横にズラそうとしている真っ最中だったのです。

「誰か〜てつだってくれ〜!」叫ぶおじさん!しかし早朝のホームは、水を打ったように「シ〜ン」と静まってきました。皆、目の前で何が起きているのか?わからんというような、それでいてじっと見つめたまま動く事も無く、不可思議な時が流れているのでした。

でRはというと、、、すぐに目の前まで行ったのですが、もうすぐ入ってくる電車が気になって、というより、恐怖を感じて、ホームからすぐに飛び降りる事はできませんでした。この時は10,000分の3にはなれなかったのじゃ〜、情けなか〜!!が、すぐ駅員に報告に行って電車に信号を送るように要請したのでした。(実際には他にも、駅員に連絡した人はいたんだと思うけどね)
始発電車がゆっくりとホーム内に入って来たときには、おじさんと駅員さんが、落ちた男性を線路脇に移動させていたので、一応悲惨なことは起きませんでした。と思いきや、ここからまだ少し続きがあったのです。おじさんと駅員さんの二人で男性を抱えて、線路からホームにあげてきました。そして消防に連絡を入れるので、少し見ていてくれと言って、横にしようとしていたのです、男性をね。R君は(武術オタの話はしたと思うけど)その様子を見た瞬間、「ダメ!」と言って座らせたまま抱える事にしました(Rがね)。なぜかというと、頭から出血していて、横になんかしたら、それこそ血が噴き出しそうな勢いだったからです。(そりぁ〜、誰が見ても同じ事するかもしれないけど、その場で対処するって結構難しいのよん)大量の脱脂綿を駅員さんが持って来たのでそれを頭にあてて、とりあえず救急車を待つ事にしました。男性の頭は、なんと線路の形に四角く陥没していたのです(オオ〜!!!)が、そこは武オタ、多少の事では動じないので、冷静に男性と会話をしていったのでした。

すると...

で、またまたこの続きは次回でごじゃる!(時間の都合なのよん、すまぬ)んじゃ!
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「10,000分の3」の方程式...ん?2

あまりの渋滞に、つい「これ流そうか!?」...車を誘導しようか、と言ったわけやね。
F君もロック魂バリバリな良い男で、ソッコー「Rがやるなら、やろか!」

事故を起こしたタクシーの前後に配置して、順番に上下線の車を誘導し始めたのでした。その時、この大勢の人だかりの中からたった一人、渋谷系の若者が、「一緒に手伝います!」といって参加してくれたのでした。今思えば、よくやったな〜とも思うけど、その時はごく自然に、けっしてカッコつけるつもりもなく道路に出ていたのでした。それにしてもこれだけ大勢の人間がいて、たったの3人で誘導とは...。ねっ、これが10,000分の3の意味なのじゃ。

人にはいろんなタイプがいるけど、イザというときに体が動くタイプと目をそらしてしまうタイプっていうのは、はっきりと分かるときがあるんだな。例えば災害救助に向かうレスキューチームの人たちとかね。そういう仕事を選んだんだから当たり前、なんて思いませんよね?自分の命をかけて人を救おうとするなんていうのは、やっぱり誰にでもできることじゃないと思うしね。わたくしにもできましぇんです。本当に素晴らしい人たちだと思います。
(この日本で、10,000分の3ていうことは、3,000人くらいは人の為に動ける人たちが居るっていうことだから、まっ少しほっとするけど。あっ、ちなみにこの10,000分の3理論は、Rが勝手に言ってることだから、感覚として捉えてチョ)

さてさて車は徐々にではあるけれど、流れ始め、見た目ロック兄ちゃん3人は、誘導員のおじさんと化していたのでした、15分くらいも...トホホ。
その間にも面白い事があって、「パララパラパラパラパララ〜」という有名な映画のテーマ曲をクラクションでならしている車(どんなんかは分かるっしょ)が、この渋滞に侵入してきたのでした。普通なら、「どかんかい!」とかなるんだろうけれど、R君の1本の右の手が、その車の行く手を遮り、、、うそ、ストップの合図を出したら、素直というかむしろ神妙な感じでゆっくりと止まって、誘導に従ってくれたのでした。(意外に良いヤツじゃん)渋滞もほとんど無くなった頃、ようやく警察と消防がやってきました。そして誘導をしていた我々3人に一言、

「もういいよ!」

普通なら、「なんじゃ、その言い方は!!」ってことになるんだけど、我々は別に褒めてもらう為にやったんじゃないので、「(あ〜、かわいそうな心の貧しいお巡りさんもいたもんだな〜)」くらいに思う程度で、3人は「お疲れさん!」とさわやかに散っていったのでした。

ん?いや確かその後、酒の肴に文句言ってたような気もするな〜(^^;まっいいか。

Rとしてもいつもいつも「動く側」にいるわけじゃないけど、(事件現場に飛び込むような、無謀はよくないけど)困ってる人がいたら、さりげなく手を差し伸べるような人が、少しでも増えていくと良いでんな〜と思う今日この頃でした。あなたも10,000分の3に入りませんか?ってか。

次回はそんな「10,000分の3」な、おじさんの話。これが不思議な声シリーズに繋がるわけよ。(長かった)んじゃ!
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「10,000分の3」の方程式...ん?

不思議な声シリーズに戻る前に、つなぎのエピソードを思い出したので、少しだけお付き合いを!

それは10年前くらいの出来事でした。とある事務所との打ち合わせで渋谷に、当時のバンド仲間と一緒に来ていた時のことです。一通り話した後、食事でも行くか〜みたいなことになったと思うんだけど。
公園通りを下り、大型有名デパート前のT字路に来ました。時刻は夜の9時頃だったかな〜。やたらと人が多くて、っていうか多すぎじゃないってくらい居ました。この頃毎日のように渋谷で仕事やら打ち合わせやら飲み会をやっていたので、人の多さで驚くことはなかったんだけど、車まで渋滞を起こしている状況は、「なんじゃ?映画のロケ?よっぽど有名人でもいるんかいな〜」と思う程、一種独特の雰囲気がありました。それでもR君は「野次馬になるのはやだから、早く行こう!」と事務所の人たちも含め(全部で5人くらいだったかな)駅に向かうよう促していました。が、バンド仲間のF君が「ちょっと見てこよう!」と野次馬に変身して、人ごみにとけ込んでいきました。(おいおい...)しかたなく、全員で後を追うように人ごみへ移動。人をかき分け、その中心へとたどり着くと、道路の片側車線を一台のタクシーが占拠しているではありませんか。ロケにしては撮影部隊も見当たらず、よくよく見てみるとそのタクシーの横に倒れている若者がいました。その横で心配そうにうずくまっている彼女らしき人物。そのまた横で立ち尽くしている運転手と思われる人物。交通事故でした。
野次馬に聞いてみると、「どうもケンカでもして、彼女が道路を横切って帰ろうとしたところを、彼氏が追いかけて飛び出したところにタクシーが突っ込んだらしいよ。」なんと詳しく教えてくれる野次馬君なのだ!(まっいいか)この状況下でますます人だかりは膨れていき、車も文句一つ言わずただただ数珠つなぎを演じているのでした。このタクシーを中心として、まるでバームクーヘンのように人の輪ができていき、ざっと10,000人は居るんじゃないかって思うくらいの群衆となっていたのです。
が、しかし、その群衆の行動は不思議〜な感覚を見せていました。何事かを連れと話しながら眺めているグループ。手に手に携帯を構えて写メを録っているグループ。警察か消防に連絡を入れてるであろうグループ。なにかのイベントかお祭りのような雰囲気になっていきました。こんな状況にもかかわらず、警察も救急車も全然こないという不自然な時間がドンドン流れていきました。

そこで思わず、「これ流すか?!」...言ってしまったのね〜、ん?なにかって?それはまた次回ってことで、(またこれか)んじゃ!
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