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 不思議な声の物語 by R

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第4回BEボイトレ発表会迫る!

さ〜て、小説「不思議な声の物語」も佳境に?入ってきましたが、楽しんでいただけてますでしょうか?

実はこの小説、ボイトレを皆さんに分かりやすくお伝えしようと思って始めたのですが、どんどんイメージが膨らんで、序章がまだまだ終わらないという状況になっておりますです!

つ、つまり、まだ主人公は出てきておりません!!

し、しかし、書いてる自分でいうのもなんですが、この先、本当に面白い展開になっていきます。

ただし、毎回の書き下ろしという、常に切羽詰まった状況で書き進んでいるため、内容は書いてる本人にもわかりません。


で、小説ばかり書いてると、なんのブログか分からなくなってきたので、近々の情報がてら、本来のブログ内容をお伝えしましょう!


そう、このブログは、自分の夢や目標のために、ボイストレーニングを必要もしくはやりたいと思ってる人たちのためのブログとして開設したものです!


おかげ様で、当ボイストレーニング教室には、プロの歌手や役者さん、声優さんまで参加してくださるようになってきましたが、皆さんここで得た知識を現場で使うのはなかなか苦労しているようです。仕事でお金をいただくってことは、どの業界でも今や大変なことになっていますからね。


現役ではない皆さんについてですが、夢を追いかけて、私の所へやってきていただいている方には、大変申し訳ないのですが、昔のようには、誰でもすぐにプロとして稼げるようになるってことは、難しい時代になってしまいました。これだけは正直に申し上げておきますね。

が、しかし!

プロとしての最低限の実力や、知っておくべきことなどは、皆さんの身に付けているのだ!と自負しています!

今年は、有名な方の舞台への参加、各社芸能事務所の所属オーディション通過など、(キッズコースの小学二年の女の子は、これから注目ですよ!きっと!)前向きなエネルギーは、益々膨らんでいるように思えます!



さ〜て、そんな第4回BEボイトレ発表会!が、12月10日土曜日に行なわれます!

場所は、東急目黒線 武蔵小山駅下車。徒歩1分。駅前Mr.ドーナッツ向かい、ペットサウンズレコードの地下1階。ライブ・カフェ・アゲイン!

13時開場、14時開演、17時終了予定。チャージ1000円。


今回は、現役アイドルはツアーに出てるため参加しませんが(1500人くらい集まるステージで、新年までライブスケジュールが詰まっているそうです。ちなみに、ファンの方達に、「急に歌、上手くなったよね!」とか「こんなに歌上手かったっけ?」とつぶやかれてるそうです。ブレイクも間近かなっと楽しみにしてますよ!)、プロとアマチュア、しかも歌手と役者の混合発表会。しかも芝居進行という斬新な趣向でお送りするものになります!

稼げるようになることはもちろん、そうでない自分の基準で演じることも大切なことなんだと、あらためて認識できる素敵な発表会になると思っています!

ただ、今回は会場が小さめのため、入場できない場合がありますので、気になった方はお早めに、ライブ・カフェ・アゲインTEL:03(5879)2251に確認してくださいね!


さ〜、次回はいよいよ、シュウの子供が誕生か??

んじゃ!
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序章7

…結局、今週も一人っきりの夜になっちまったゼイ…

今のカミサンとは、大学の時の同期で、当然タクヤも知ってるんだけど、ま、流れのままに一緒になったっていうか、出来ちゃったっていうか、なんだ、その、ま、そんなとこ。

予定が早まりそうっていうから、期待してたのに、結局当初の予定通り月末みたいね、マイサン。

男だっていうのが分かった時から、考えてたんだけど、やっぱ俺の一字を使って“修音”でショーンてのに決めよっと。

はよおいで、ショーン!



「…てことで、年末には久々、ライブハウスでやるってことで良いよな!」


はいはい、どうせタクヤ君、もう場所も決めてんでしょ。


「で、場所は渋谷テイクオフな!」


あ、やっぱり…


「これから週末は、リハってことでよろしく!」


おいおい、サラリーマンの休日を…は〜、

ま、いやじゃないけどね〜。


「では、来週まで、みなさんが元気でありますように〜!かんぱ〜い!」



…そして俺はまたマスターの顔を見に行くのであった…まる。


「その後、来てるの?彼女。」

「ええ、入れ違いですけど、何回かいらっしゃってますよ、夏木さん。」

「あ、っそ。」


気のないフリをするのも、なんか気が引けるけど、取り立てて気になってるっていうわけでもない。


「単に、一人の家に帰るのがつまらんだけさ〜、グビっと。」


アイリッシュウィスキーなんか、いつから好きになったんだっけ?
とくにこのブッシュミルズ。しかもお得な値段の方ね。

ん〜、このキャンディーみたいな風味がたまらんのだな〜。


「こいつも、月末から止めだな。節約節約っと。」

「シュウさん、またニヤケてますよ〜。」

「うっさい。へへ、名前はね〜、教えな〜イ。」

「子供かっ、ハハハ」


これ、幸せってヤツかいな。


「よっしゃ〜、曲でも創ってみっかな〜!」



次週「…」       んじゃ!
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序章6

「…シュ…シュ…ウ…シュウ!」


「え?」

「え?じゃねえよ!ま〜たどっかにトリップしてたんか〜。明日も早いから、いつものラスイチ乾杯な!」

「お、おう!」

「それでは、来週まで皆さんが元気でありますように!カンパ〜イ!!」



ま、タクヤのこの締めも、一週間の区切りみたいなもんで、無きゃ無いで、寂しくもあるかな〜。

最近は、タクヤんとこのスタッフさんが、ワンボックスに機材積んで運んでくれるから、オヤジの体にはほんと、助かるって感じ。少しだけ大人になって良かったと思う瞬間であるのだ!

あ、運転手はお酒呑めない子だからご安心を。

今日は、もう一杯だけ、マスターんとこで呑んでくかな〜、、、



、、、と、ヤバ、寝たか?
「マスター、寝言いてなかったよね?」

「ハハハ、ダイジョブっすよ。でも、今日はいつもより寝顔が可愛かったですよ〜ニコニコ笑ってて。」

「おいおい、ヒトの顔観察してるんなら、起こしてよ〜。」

「よく言いますよ〜。何回も声かけてたんだから〜。お隣が気にしてるみたいなんでね〜。」

「んあ?…ど、どうも…」


ここのカウンターバーは、9人がけなんだけど、俺はだいたい一番奥に陣取ることにしてる。寝やすいからね〜、すいません。

にしても、客の入ってない時に、わざわざ隣の席に座るって…き、きた〜!
おいおい、んなわきゃね〜だろ!



「夏木です。」

「あ、ども。中村です。って、はじめまして?」

「いえ。私は路上で良くお見かけしますよ。」


ん?まさか会社サボってパチンコ屋から出てきた時か?


「会社が近くなもんで、バンド、やってますよね?」


な〜、そっち。酔ってるな俺。


「え、は〜。趣味なんですけどね〜。あ、わかりますよね、趣味か本気かなんて、てへへ」


てへへ、じゃねえよ!もうすぐ本当のオヤジになるっていうのに!


「ええ、本気で歌ってるって、ちゃんと伝わりましたよ。」

「でしょ。ま〜本気でやらないと立ち止まるお客さんに失礼ですからね。って、マジで言ってます?それ?」

「ええ。でもお金が取れるバンドとは思いませんけどね。私、明日早いので。たまに聴きにいきますね。じゃ。」

「じゃ…」


ん〜、なんじゃ、ありゃ!はいはい、お金は取れませんよ〜だ!
だからサラリーマンやってんだから、プンプン!
な〜んか、明日早いヤツばっかだから、帰るかな〜我が家へ。
電気の点いてない我が家へ…
フフ、でも来週には、退院して、そしたらマイサンと3人じゃ〜!!プププ


「シュウさん、大丈夫ですか??」

「…」

「お会計、月末で?」

「お、おう。よろしくね。」


ってと、今週もガンバンベ〜かな〜!!



次週、「新たなる旅立ち」な感じ〜で、んじゃ!
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序章5

「…じゃ、次はギターのシュウが歌いますっ!ブルー・ジャム!」


スティービー・レイボーン風のリードギターのイントロから入るブルースっぽい曲ね。
いまだに俺にはこの曲ばっかり歌わせるんだよな〜タクヤのヤツは!

嫌いじゃないけどねへへ。


♬たまには立ち止まることも悪くはないさ〜
でも、少しだけ休んだら
また歩き出そうぜ〜
心にブルー・ジャム
いつでもブルー・ジャム♬


ん〜、おっさんになっても、まだ歌ってる…ああ青臭い青春の香り…
でも、嫌いじゃないんだよね〜へへ。


「うん!やっぱりシュウさんの歌、最高!」
「声っていうのかな〜?歌詞も良いし〜、曲もカッコいいと思うんだけど〜、声が何とも言えないっていうか〜、声を聴いていると、なんかホッとするっていうか〜、力が湧いてくるっていうか〜、なんだか明日も頑張るぞって気になるんですよね〜、うん、もう2〜3曲やっちゃいましょ!グッとファンの心を掴んじゃいましょ!ね!!」


明るいってこういうこと?っていうくらい、こういう時のユミちゃんは活発だったな〜。


「私ね…初めてスモチキ観た日の前の夜に、家飛び出してきたんだ〜。」


笑顔のまま話し出したんだっけか。


「お父さん、人がいいから…ただのサラリーマンなのに、ハンコ押しちゃって…」


笑顔のまま、涙が溢れてきて…


「借金取りが私の学校まで来るようになって…」


笑顔のまま…


「いつのまにか、友達だと思ってた子達に意地悪されちゃって…」


笑顔…


「もう、どうでもいいやって…そしたら朝になってて…」


笑顔のまま、しっかりとこっちを向いて…


「変われるかなって!シュウさんの歌聴いてたら、な〜んか変われるかなって!」


顔、ぐしゃぐしゃだけど笑顔のまま…


「だから、ここが私の学校のつもりで、制服で通うことにしたんだ!だから、も〜っとシュウさんには歌ってもらいたいんだ!だって、シュウさんの声って、変な力があるからっ!私が言うんだから間違いないって!ね!だからお願いします!先生!」


うぉ〜、そうだった!すっげ〜盛り上がって、こりゃ〜告白か〜くらいに思ってたら、「先生!」だったもんな〜トホホ…

あの子、どうしてんのかな〜


次週、「飲み会は続く」でお会いしましょう!んじゃ!
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序章4

「はいっ!20本!今日もガンバってくださいね〜!」

「おっ、やるね〜。しっかし20本って…、ちゃんと寝たの〜?」

自分で言うのもなんだけど、いっくら宣伝のためっていっても、4曲入りのデモテープを、まだ4倍速なんてものが無い時に、20回もおんなじ曲をひたすらダビングする作業って、かなり苦痛なんだよね。
しかもバンド名のロゴ入りのラベル張りを入れたら、7〜8時間はかかるってことだからな〜。

「へいきですよ〜、大好きな曲ばっかりだから〜。」

明るくそう言ってるユミの顔は、なんかそれ以上聞いちゃいけないような、不思議な空気を醸し出してたんだよね。

「大変だと思うけど、感謝してるぜ。これからもよろしくな!」

タクヤのこういう、あっさりと人にモノを頼んじまう性格ってのが、俺には羨ましいやら、心が痛むやらで、(あ〜、俺にはやっぱりバンドリーダーは向かないやね〜)と思っちまうんだよな〜。

「まっかしといてください!」

な〜んて明るい子だこと。でもぼそっと、

「誰かに頼られるって、いい気持ちなんですね〜」

あれって、俺に言ってたのかな〜?



朝から曇り空のせいか、めずらしくユミの顔が暗いように感じた時だった。

「シュウさんは、なんでいっつも1曲くらいしか歌わないんですか?」

「え?」

ずいぶん長いこと一緒にいるように思ってたんだけど、そういえば自分の意見を言うユミは、この時が始めてのような気がしたんだった。

「ん〜、このバンドはタクヤがメインボーカルだしな〜。俺はギタリストだからね〜。」

なんとも、自分でも歯がゆいような、女々しいような、妙に歯切れの悪い返事した記憶があるな〜。

「私ね、最初にスモークド・チキン聞いたの、シュウさんの歌だったから…」

あ、スモークド・チキンってのが俺たちのバンド名ね。

「家とか学校とかで、いろんなことがあって、もうどうでもいいや!って思って…」

ヤバい、ヤバい…マジな記憶がどんどん蘇ってくる…

「最後にヒトがい〜ぱいいるところで死んじゃおっかな〜、って思って…そしたら、シュウさんの歌が聞こえてきて…」

「お〜い、シュウ!電源入れっぞ!」

「りょ、了解!」

「…だから、今はすっごく元気なんですよ!もっとシュウバージョン、増やしちゃいません、へへ」

一瞬でいつものユミに戻ってたけど、ワイドショーにありがちなことが、ユミにも起こってたってのは、少ししてから知ったんだったな。



次週「歌には力があるんですよね!」っでお会いしましょ!んじゃ!
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