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 不思議な声の物語 by R

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役者のためのボイスコーディネート6

…つづき

発声の同調は、おそらく行動心理学の中の同調行動と同じような原理だと思うんだけど、無意識のうちに相対する人と同じ仕草をつい行ってしまうってヤツね。
恋人同士で話していると、片方が腕を組むとなぜかもう一人も腕を組むっていうのとかね。

これは少なくとも相手を受け入れている場合に起こる現象なんだな。だって、嫌なヤツの真似はしたくないでしょ?その前に一緒の場所にいたくないか。

音声ってヤツは、目で見ているよりも、さらに無意識なレベルが高くて、いつの間にか相手のトーンや音程でしゃべっていたりするんだな〜。これは男女関係なくね。もちろん年齢もあまり関係ないみたい。1000人以上のレッスン生に教えてきた結果からも、このことは証明されてるんだけどね。

ちなみに、このことを踏まえて音楽を聴けば、いわゆる音痴と言われている人も、すぐに音に合わせて歌えるようになっちゃいまっせ。もっと知りたい人はレッスンにお越し下さい(久々の宣伝^^;)

さて、これをセリフに応用したらどうなるんでしょうか?

ここからは、少しレッスン的な口調になるかもしれないので、ベテランの役者さん、一流の方は「そりゃ、稽古してりゃ誰でも解るよ!」とかおっしゃらずに、流し読みでもしておくんなまし^^v

同調することによって、仲間意識が生まれてくる。ってことは、それを客観的に観ると、「あ〜、この人たちは仲間なんだな〜」と感じるはずだね。
同じトーンや音程でセリフを喋ると、観客は「同一のグループ」「味方同士」もしくは「ライバルだけどお互いに認め合ってる」関係として捉えるようになるんだな。

だから、スクールドラマなんかで、教室の中のケンカのシーンなんて、ある種楽しそうに感じない?あ、これ、芝居の善し悪しを言ってるんじゃないので誤解無きよう。
言葉は確かに相手を罵ってるんだけど、観ていてけっして嫌悪感を抱かないのは、感覚の中に「あ〜、この人たちはクラスメイトなんだよな〜」と感じているからなんだと思うよ。
もしも、ベテランの俳優さん達がスクールドラマの生徒役なんかを演じたら、きっとすんごいことになっちゃうんだろうけどね(笑)ま、ありえんわな〜。

では、この同調ってヤツを崩すにはどうしたらいいかってことだけど、簡単簡単!
相手の喋り口調と違う喋り方をすれば良いってことよ!

さてと、次回はこの辺をも少し詳しく…って、また間が空いたらメンゴ。んじゃ!
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役者のためのボイスコーディネート5

まずは、おさらい。

人は、気に入った相手もしくは、無意識のうちにも、そう感じている相手と話すと、知らないうちに、その相手と同じような話し方になっていくのです。同調ってやつね。

おそらく赤ん坊が生まれた周りの環境に合わせて、たとえ人種が違ったとしても、その土地の言語を話すようになるってのから引き継いでいる能力なんだと思うけどね。

だから、「どうもこの人とは話が合わないな〜」とか、「話が噛み合なくて、いらつくゼイ!」とかいった相手に出会ったら、その次点で「あなた」も「相手」もお互いに心良く思っていないってことになるんだな〜これが。
もちろん、それでも話さなければいけない仕事上の相手だったりすれば、お互いに「声」ではなく「言語」の中から共通項を見つけ出して、妥協しながら「お互い」を認めていくってことになるんだね。

さて、現実の世界では、こんなことは日常茶飯事なんだけど、ドラマになると、制作者みんなが、「よい作品を一緒に創りましょう!」と始めから同調モードになるので、視聴者はたま〜に「ん?誰が悪役?」みたいな感想を持ってしまうんだろうね。
ちなみに、一流の役者さんはこのことをちゃんと知っていて、撮影に入ったら「敵役(かたきやく)」とは、休憩中でもしゃべらない、と決めている人も多いようですね。

では、「仲間」と「敵」を発声上、演じ分けるためには何をすればいいのじゃろう?

ってことで、次回は「同調崩し」の奥義を(ウソ)、印象を変える方法に移りやしょう!

ではまた!んじゃ!
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役者のためのボイスコーディネート4

前回の最後に、「主人公と犯人の言い回しの違い〜」って書いたんだけど、ちょいと間違い。
「主人公と敵役の〜」ってことね。

例えば、刑事ドラマで、主人公がそのまま刑事さんの場合は、ごく普通に精悍な感じの発声、もしくは重厚な、周波数的には低域の成分を多めに持った声を刑事役の人が使うことで、視聴者は安心して「この刑事さんは良い人なので、早く犯人を捕まえてくれるよう応援しなくちゃ!」っ的な気持ちで、ドラマに入っていけるんですな〜。

逆に犯人が主人公になった場合は、犯人役にイケメンで旬な役者さんを配役するってのは当然として、というか、このことによって犯人のセリフ回しは必然的に「良い人」の発声になっていくのじゃね。
極端に言えば、視聴者は、刑事だろうが犯人だろうが、それ自体はどっちでもよくて、主人公が格好良く見えて、敵役が憎らしく見えてくれれば、安心して画面の中に入っていけるってことなんだよね。
ところが、このことを逆手に取って、ドラマの最後に「大ドンデン返し!」いままで良い人だと思って応援してきた登場人物が、実は「悪の大ボス」だった!なんてことを演出するんだな〜。やらしいやね〜。

おっとっと、声の話に戻しましょ。

前に書いたけど、人の印象で、良い人かヤナ人かっていうのを決める要因の一つが、声や言葉使いにあるんだね。
今回は芝居の中っていうことなので、相対的な話し方の違いによる「善人・主人公」と「悪人・敵役」の感じ方ってことになるかな。

そこで今日の一言は「音程とリズムを操ることで、善悪をコントロールできるんだぜい!!」

この解説は次回ってことで!ん?ま、いいか。んじゃ!
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役者のためのボイスコーディネート3

さ〜て、ずいぶん間が開いてしまったダニャ〜。

前回までで、声質による受け手の印象が、違ってくるってことは、なんとなくお解りいただけたかな〜と思っチョリマス!

おさらいだけど、歌手に「悪役」は基本的にいらないので(例えば、表現方法としてコアメタルとかデスメタルとかワザと声をつぶして、アンダーグラウンドな世界観を出すような音楽はあるんだけど)、本人が、より表に出るような発声を志すんだけど、役者さんは、「悪役」も演じることがあるので、「悪」と感じる発声をしなければならないときがあるってことやな。

さてそこで問題となるのが、役回りってやつだね。
作品(映画や舞台など)によっては、犯人が主人公ってことがあるでしょ。
この時なんかは、当然「悪」が声に乗っていては、観てる人が感情移入できないばかりか、ストーリーがどっちを目指してるかもわかんなくなって、結果、何が言いたかったの?ってなことになるわけですな〜。

ってことで、「主人公の言い回しと、犯人の言い回しってどう違うの?」っというテーマで、しばらく続けてみましょかね。

ではでは、次回からもよろしくねがいまっせ!んじゃ!
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東日本大震災によせて4

4月10日日曜日、花見をやりました。中学の時の同級生の集まりです。お父さんになり、お母さんになり、おじさんになり、おばさんになり、それでも会えば昔に戻れるような、地元ならではの集まりです。
見た目はみんな、年よりは若く見え、ノリも若々しいものでした。

が、

みんなそれなりの地位にいるので、酒を煽りながらも今回の震災について、いろいろと意見を自然に話すようになっていました。

日頃は無口で、奥さん連中からは地味扱いされている友人が、いち早く、自分の取引先関連の被災地に援助物資を届けにいったことや、お調子者で通っている友人が、津波の現場に足を運んで、片付けを手伝ったり、、、。テレビには映らない現場の匂いや、画面では映すわけにいかない災害に巻き込まれた人たちの亡骸の話をしてくれました。

中学時代、ヤンチャで暴れん坊だった連中でも、時が経てばこんなに優しい大人になってたんだな〜と、感謝すら覚える程でした。

情報は、いろんなところに有ります。同じ時刻にやっているニュースも、各テレビ局で微妙にニュアンスが違います。雑誌にも、かなり際どい情報も載っていたりします。
かつて、ボスニア救済を少し手伝っていたときの話ですが、情報の少ない中、毎日のように新聞や雑誌、現地情報、外国人の友人からの情報などを収集分析していると、おおむね正しい現状が見えてくるようになるものです。(あの時は、どの国が背景にいるのか、とか、武器はどの国が裏から運んでいるのか、などでしたが)

今回は個人的に、良いコメントを言ってくれていると思われる人を紹介したいと思います。
日テレ系だったと思いますが、東大地震研究所の大木助教授(女性)です。
当然、彼女個人の意見ではないと思いますが、非常に的確なコメントと思って、前から注目していました。

今回の巨大地震発生の前に、M7クラスの地震が東北でありました。その際、彼女は、「この地域で今後早い段階で、これ以上の規模の地震が起こる可能性が、かなり高いです。」と、言っていたと思います。この段階で他局でこのようなコメントを言っていた人はいませんでした。

また、今回久しぶりに彼女をテレビで見ましたが、「今回の余震と呼ばれているものは、余震ではなく、今回の巨大地震に誘発された、新しい地震と考えた方が、今後の対応には良いと思われます。」(細かい言葉は、うろ覚えで多少違うかも知れませんが、だいたいこのようなコメントだったと思います)と語っていました。Rもこの意見に同意します(専門ではもちろんないですけど)。

このコメントのあと、何人かの専門家と呼ばれる人が、「余震」から「余震だけではないかもしれません」と微妙にコメントを変化させてきました。

誰が、良いとか悪いとか言ってるのではありません。政府の発表が、これだけ錯綜し、信用が無いととまで言われてる今、落ち着いて情報を見極めることが大切だと感じています。


さて、次回はボイトレの続きに移るぞ〜!!結局我々は、成すべきことを成す!だけなのだから!
今回の被災した「お父さんから子供達に向けたメッセージ」をテーマに書いた歌の、サビの詞だけ載せて、このシリーズは休憩しようと思います。
「君が生まれたその時を ぼくは忘れない
 だから君もそのことを ずっと忘れないで」
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