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 不思議な声の物語 by R::「その街のこども」の凄さ!!2

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「その街のこども」の凄さ!!2

JR神戸線。微妙な感覚を宿したまま、始めての電車に乗りました。いや、正確には赤ん坊のときに乗ってたんだろうけど、記憶には無いからね。

車内はというと、これもまた東京の電車内の風景と変わらない感じでした。むしろ「ナップサックを背負ってる俺って、浮いてない??」って思うくらいね。
とりあえず、従兄弟と待ち合わせていた尼崎駅に到着。まずは車で従兄弟の家に向かうことになりました。

コインロッカーのキーというアイテムが(あっ、これドラマね)さりげなく二人を引き合わすまさしくキーワードになってるようで、(しかも自然にね)過去と向き合うのか、目をつぶるのか、熱過ぎず、冷めても無い、絶妙なバランスを醸し出しているな〜と感じるシーンでした。これからあの場所へ行くのか、帰るのか??

従兄弟との会話も、こんな感じで、震災のことをどう聞けばいいのか、「皆さんは大丈夫ですか?」と聞くのにも勇気がいる印象でした。(知り合いが亡くなった方も大勢いましたからね)ただ、従兄弟のエリアはまだ被害は少なかったので、普通に会話はできるようになっていきました。
家に着くと、一通りの挨拶を済ませ、管理してもらってる家の被害状況の確認に向かうということになりました。が、そのときです。震度4の地震が起こりました。Rは、「あっ、少し大きな地震だな〜」というくらいの感覚でしたが、従兄弟の子供は非常に怯えていました。聞けば、震災後にも頻繁に余震があって、しかも震度4程度は当たり前ということでした。小学生の子供は、震災の記憶から、多少の揺れでも、怯えて学校にも行きたくないというほどになっていたのです。少しずつではあるけど、体感として状況がしみ込んでくるような感じを受けました。

では、家に向けて車で出発!長屋が多く集まる場所にうちの家はありました。戦後に建てられた木造の家が多く、ほとんどが地震の影響で崩れていました。うちの家も物干し台は崩れていて、普通はもう人は住まないだろうな〜、という印象でした。とりあえず実家への報告用の写真を撮って従兄弟の家に戻ることにしました。

従兄弟の家に着いて、今後の対応を話し合った後、彼に相談しながら、被災地に行こうか、戻ろうか、ドラマの中の彼らと同じような気持ちで考えていました。
「もし、被災地に行くのなら、写真は気をつけてね。勝手に撮ると、気持ちを逆なでするようで、怒られるよ(殴られても知らんよ!というニュアンス)」
迷いながらも従兄弟に別れを告げて、駅に向かいました。      つづく
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