#1ムスタング11
2012-08-24 22:18:30 (12 years ago)
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- ボイトレ関連&コーヒーブレイク |
「さ〜てオマエら!姫の登場だぜ!!!!!」
(オ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!)
(オ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!)
(オ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!)
(オ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!)
(オ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!)
「ミッキ〜〜〜〜〜!!ザ・ビグマ〜〜〜〜〜ウス!!!!!」
デタ〜!!!今日はユーリアリー・ガットミーのキンクスとヴァンヘイレンのミックスバージョン!!!Cメロ付きだ〜!
本日の実況は、天国放送局キャスター、シュウがお送りしまっす!!…ってか!
「フ〜ッ!今夜は、ガンガンブチカマスよ!ムーブオーバー!!」
(オ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!)
(オ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!)
(オ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!)
(オ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!)
(オ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!)
オオ〜ッと!今度はジャニスにツェッペリンが混じった!!!!!
変拍子の間奏から、な、なんと!弓が登場!バ、バイオリン奏法だ!!!!!
「おいおい、今日はやけに気合い入ってんじゃないのミユキちゃん。」
お、タクヤ?今日はスーツなんか着て、業界っぽいじゃないですか。
「リョウジ、よっく観とけよ。今日はなんか起こるぜ。」
「まった社長、得意のお告げってヤツですか?」
「バカ言ってんじゃねぇよ。会場の空気、読めねぇのか。客のテンションが、地べたから盛り上がってくる感じだよ。」
「え?そうすか?あ、オレ飲み物とってきまっす!」
「ふん、天才高校生でもガキはガキか…。」
♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫
「オッケ〜!!!じゃ、ここでジェイクス最強のギタリストを紹介するぜ!帰ってきたジーニアス・リル・シュウ!カモンッ!ボーイ!!!」
(カワイイ〜〜〜〜〜〜!!!!!)
(ガンバってね〜〜〜〜〜!!!!!)
(ギター持つの手伝おうか〜〜〜〜?!!!!)
♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫
あら、茶化してたヤツらも黙っちまったじゃないの。
ショーン、なんて奇麗な音出すんだよ…。
…それに、なんて優しいんだ…や、やば。なんか泣けてくる。泣けないけど、オレは…。
♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫
未雪とのデュオに聴こえるよ。
♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫
こんなにハードなサウンドなのに、まるで雲の上で寝そべって笑ってるような感じだ…。
そうか、オレがこんな状態だからよけいに感覚で音が観えてくるんだな〜。
「サンキュ〜!!!ちょいとアタシは休憩!リトル・シュウのオリジナルのインスト聴いてくれ!タイトルは…。」
「えと、か、風のムスタング!」
♩〜♪♩〜♪♩〜♪♩〜♪♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♩〜♪♩〜♪♩〜♪♩〜♪♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫
おいおい、なんなんだこりゃ〜!!!ブルージーな中で、ハードな速いパッセージがあると思ったら、流麗な沖縄音階で、まるで空の上を真っ白な馬が走ってるようじゃないかよ!しかも踊りながら!
「なんだこりゃ〜。ショーンがこれほどだったとは…。なんか起こるどころじゃねぇぞ。こいつはひょっとしたらひょっとするってヤツかもな。」
おいおいタクヤ君。言ってる意味はわかるけど、オマエがその目した時は、あんまり良いこと考えてないんじゃなかったっけ?オレの子で儲けようなんて考えてんじゃないだろうね。
「よし!明日から営業かけるか。」
考えてんのかよ!!!ったく!ヤバいことになったらオレが揺るさんぜ!
…って、どうやればオレが怒ることができるのやら…トホホ。
♩〜♪♩〜♪♩〜♪♩〜♪♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♩〜♪♩〜♪♩〜♪♩〜♪♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫♬♫
「ありがとう!!!!!」
(オ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!)
(オ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!)
(オ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!)
(オ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!)
(オ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!)
(いいぞ〜〜〜〜〜チビ助〜〜〜〜!)
(サイコ〜〜〜〜ギタリスト〜〜〜〜!!!!!)
「どうしたいリョウジ、そんなとこで突っ立っちまって、ハハハ。」
「え?あ、…ま、す、すげぇじゃんガキのくせに。」
「音楽ってのはな、一度音、出しちまったら、年齢や性別、キャリアなんか関係ねぇんだよ。素直に認めねぇと、オマエもタダの高校生に逆戻りだぜ。」
「しゃ、社長…須藤社長。オレも行けるかな〜?あのチビの世界に…。」
「アッタリめぇだろが!オレが拾ったんだぜ、オマエを!」
「あ、ああ…。明日っから、またよろしくな!」
「おう!」
…
「あの世界か…。ありゃ、誰にも行けねぇよ。シュウよ…すげぇヤツ残していったな。」
で、でしょ!えっへん!!!
あら?なんか、タクヤシリアスなのね。こりゃ、失敬!
ショーン、ずっとガンバレよ! …あら、夏木さん?
次回、ムスタング編最終回!…かも?んじゃ!
(オ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!)
(オ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!)
(オ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!)
(オ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!)
(オ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!)
「ミッキ〜〜〜〜〜!!ザ・ビグマ〜〜〜〜〜ウス!!!!!」
デタ〜!!!今日はユーリアリー・ガットミーのキンクスとヴァンヘイレンのミックスバージョン!!!Cメロ付きだ〜!
本日の実況は、天国放送局キャスター、シュウがお送りしまっす!!…ってか!
「フ〜ッ!今夜は、ガンガンブチカマスよ!ムーブオーバー!!」
(オ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!)
(オ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!)
(オ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!)
(オ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!)
(オ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!)
オオ〜ッと!今度はジャニスにツェッペリンが混じった!!!!!
変拍子の間奏から、な、なんと!弓が登場!バ、バイオリン奏法だ!!!!!
「おいおい、今日はやけに気合い入ってんじゃないのミユキちゃん。」
お、タクヤ?今日はスーツなんか着て、業界っぽいじゃないですか。
「リョウジ、よっく観とけよ。今日はなんか起こるぜ。」
「まった社長、得意のお告げってヤツですか?」
「バカ言ってんじゃねぇよ。会場の空気、読めねぇのか。客のテンションが、地べたから盛り上がってくる感じだよ。」
「え?そうすか?あ、オレ飲み物とってきまっす!」
「ふん、天才高校生でもガキはガキか…。」
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「オッケ〜!!!じゃ、ここでジェイクス最強のギタリストを紹介するぜ!帰ってきたジーニアス・リル・シュウ!カモンッ!ボーイ!!!」
(カワイイ〜〜〜〜〜〜!!!!!)
(ガンバってね〜〜〜〜〜!!!!!)
(ギター持つの手伝おうか〜〜〜〜?!!!!)
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あら、茶化してたヤツらも黙っちまったじゃないの。
ショーン、なんて奇麗な音出すんだよ…。
…それに、なんて優しいんだ…や、やば。なんか泣けてくる。泣けないけど、オレは…。
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未雪とのデュオに聴こえるよ。
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こんなにハードなサウンドなのに、まるで雲の上で寝そべって笑ってるような感じだ…。
そうか、オレがこんな状態だからよけいに感覚で音が観えてくるんだな〜。
「サンキュ〜!!!ちょいとアタシは休憩!リトル・シュウのオリジナルのインスト聴いてくれ!タイトルは…。」
「えと、か、風のムスタング!」
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おいおい、なんなんだこりゃ〜!!!ブルージーな中で、ハードな速いパッセージがあると思ったら、流麗な沖縄音階で、まるで空の上を真っ白な馬が走ってるようじゃないかよ!しかも踊りながら!
「なんだこりゃ〜。ショーンがこれほどだったとは…。なんか起こるどころじゃねぇぞ。こいつはひょっとしたらひょっとするってヤツかもな。」
おいおいタクヤ君。言ってる意味はわかるけど、オマエがその目した時は、あんまり良いこと考えてないんじゃなかったっけ?オレの子で儲けようなんて考えてんじゃないだろうね。
「よし!明日から営業かけるか。」
考えてんのかよ!!!ったく!ヤバいことになったらオレが揺るさんぜ!
…って、どうやればオレが怒ることができるのやら…トホホ。
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「ありがとう!!!!!」
(オ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!)
(オ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!)
(オ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!)
(オ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!)
(オ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!)
(いいぞ〜〜〜〜〜チビ助〜〜〜〜!)
(サイコ〜〜〜〜ギタリスト〜〜〜〜!!!!!)
「どうしたいリョウジ、そんなとこで突っ立っちまって、ハハハ。」
「え?あ、…ま、す、すげぇじゃんガキのくせに。」
「音楽ってのはな、一度音、出しちまったら、年齢や性別、キャリアなんか関係ねぇんだよ。素直に認めねぇと、オマエもタダの高校生に逆戻りだぜ。」
「しゃ、社長…須藤社長。オレも行けるかな〜?あのチビの世界に…。」
「アッタリめぇだろが!オレが拾ったんだぜ、オマエを!」
「あ、ああ…。明日っから、またよろしくな!」
「おう!」
…
「あの世界か…。ありゃ、誰にも行けねぇよ。シュウよ…すげぇヤツ残していったな。」
で、でしょ!えっへん!!!
あら?なんか、タクヤシリアスなのね。こりゃ、失敬!
ショーン、ずっとガンバレよ! …あら、夏木さん?
次回、ムスタング編最終回!…かも?んじゃ!