「歌の力」ということ
2012-05-26 00:52:12 (11 years ago)
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今週は、いつものミニ小説をサボってしまいました、、、メンゴ!
沖縄編が、意外に伸びてるんだけど、実際にあった出来事とかが、書いてるうちに思い出されてきて、ついつい長くなってるんだな〜。
そろそろ、第一部も佳境に入ってるので、よろしくね!
で、先程テレビを何気なくザッピングしてたら、永 六輔さんが出てた。
20年以上前に、あるイベントで、永さんがゲストに来られたときに、お会いしたんだけど、久しぶりにお顔を拝見したら、やはり年月を感じざるを得なかったね。
が、声を聴いたら、昔と全然変わらなくて、しかも一本芯の通ったご意見は、いささかも揺らぐ事無く、あらためて尊敬してしまいました!
曰く、「震災後、色々な歌手が、自分の歌で元気をあげる!とか言ってるが、あれは傲慢ですよ!受け手がそう思うことであって、歌う側が元気を与えるなんて…」
そ!その通り!
業界のご意見番のお一人が、こう言ってくださって、ホントに安心しました。
勇気を与えるとか、勇気を貰っただとか、毎日のようにテレビタレントやスポーツ選手が口にしていたのが、多くの見識ある人の意見により、今ではほとんど聞かれなくなったのは、ホッとしています。
あれも一つのブームだったのかね〜。
誤解を恐れず書けば、「勇気」は簡単に与えたり、貰ったりできるものじゃなくて、強いて言えば「内なる自分に沸き起こるもの」とでも言うのか、言葉でのやり取りで手に入れられるたぐいの物ではないと思いますね〜。
ましてや、「元気をあげる!」とは、どれだけのエネルギーを内包している人なのか?
とは言いながら、「歌の力」を信じて、歌い、教えている(ボイトレね)身としては、矛盾してるようにも思えますが…^^;
ようするに「歌」そのものに、力は宿っているのだ!っと、考えるのが良いのではないでしょうかいな。
上手かろうが、下手であろうが、真摯に、真っすぐ言葉を大切に唄う。
すると、聴き手も自然にその歌の世界に入っていって、自分の中にある「元気」が揺り動かされて、いつしか感動していくのです。
どんなに上手い歌手が歌っても、営業意識が強すぎると、人は感動しません。逆に、幼稚園の子が、つたないながらも一生懸命唄うと、大人はその声に反応して、涙を流します。
あ、けっしてボランティアで唄ってる人達の批判をしてるわけじゃないので、誤解無きよう。
一見、プロであること、プロを目指すことと、相反するようにも思えるかもしれませんが、自分が唄っている、その瞬間だけ、他のしがらみを封印して、目の前の人に聴いていただくことに感謝して声を生み出す。
あとは「歌」がかってに色々なことを導いてくれるんじゃないでしょうかね。
な〜んて、最近、10年ぶりくらいにオリジナルメンバーでロックバンドを復活させたので、ついつい少年の気持ちで書いてしまいました。けっこう楽しいよん!
てことで、今日はここまで。んじゃ!
沖縄編が、意外に伸びてるんだけど、実際にあった出来事とかが、書いてるうちに思い出されてきて、ついつい長くなってるんだな〜。
そろそろ、第一部も佳境に入ってるので、よろしくね!
で、先程テレビを何気なくザッピングしてたら、永 六輔さんが出てた。
20年以上前に、あるイベントで、永さんがゲストに来られたときに、お会いしたんだけど、久しぶりにお顔を拝見したら、やはり年月を感じざるを得なかったね。
が、声を聴いたら、昔と全然変わらなくて、しかも一本芯の通ったご意見は、いささかも揺らぐ事無く、あらためて尊敬してしまいました!
曰く、「震災後、色々な歌手が、自分の歌で元気をあげる!とか言ってるが、あれは傲慢ですよ!受け手がそう思うことであって、歌う側が元気を与えるなんて…」
そ!その通り!
業界のご意見番のお一人が、こう言ってくださって、ホントに安心しました。
勇気を与えるとか、勇気を貰っただとか、毎日のようにテレビタレントやスポーツ選手が口にしていたのが、多くの見識ある人の意見により、今ではほとんど聞かれなくなったのは、ホッとしています。
あれも一つのブームだったのかね〜。
誤解を恐れず書けば、「勇気」は簡単に与えたり、貰ったりできるものじゃなくて、強いて言えば「内なる自分に沸き起こるもの」とでも言うのか、言葉でのやり取りで手に入れられるたぐいの物ではないと思いますね〜。
ましてや、「元気をあげる!」とは、どれだけのエネルギーを内包している人なのか?
とは言いながら、「歌の力」を信じて、歌い、教えている(ボイトレね)身としては、矛盾してるようにも思えますが…^^;
ようするに「歌」そのものに、力は宿っているのだ!っと、考えるのが良いのではないでしょうかいな。
上手かろうが、下手であろうが、真摯に、真っすぐ言葉を大切に唄う。
すると、聴き手も自然にその歌の世界に入っていって、自分の中にある「元気」が揺り動かされて、いつしか感動していくのです。
どんなに上手い歌手が歌っても、営業意識が強すぎると、人は感動しません。逆に、幼稚園の子が、つたないながらも一生懸命唄うと、大人はその声に反応して、涙を流します。
あ、けっしてボランティアで唄ってる人達の批判をしてるわけじゃないので、誤解無きよう。
一見、プロであること、プロを目指すことと、相反するようにも思えるかもしれませんが、自分が唄っている、その瞬間だけ、他のしがらみを封印して、目の前の人に聴いていただくことに感謝して声を生み出す。
あとは「歌」がかってに色々なことを導いてくれるんじゃないでしょうかね。
な〜んて、最近、10年ぶりくらいにオリジナルメンバーでロックバンドを復活させたので、ついつい少年の気持ちで書いてしまいました。けっこう楽しいよん!
てことで、今日はここまで。んじゃ!