#1ムスタング5
2012-02-21 19:03:06 (12 years ago)
しっかし、大人になって学校ってヤツを見てみると、けっこう不思議なとこだったんだよな〜。
俺より若い、こう言っちゃ〜なんだけど、子供みたいな先生が子供教えてたりするし。
そうとうおっさんだと思ってた人達も、それほど年いってなかったとか。
子供の時は、自分の意志がしっかりあって毎日を過ごしてたように思ってたけど、や〜っぱり子供の考えの中でのことだったのかね〜。白か黒か、右か左か、善か悪かみたいに、2択な感じで日々を生きてんのね〜きっと。
それでも彼らの中では、必死に生きてるわけで、こんな子供達を何十人もいっぺんに面倒見る先生達もご苦労様って感じかな〜。
「え?なんで音楽止めちゃうんですか〜?先生!?」
「後ろの人達!何度も言わせない!静かにしないと、このまま音楽かけませんよ!」
ハハ…、いつの世も一緒なのね。おふざけしたい年頃なのですハイ。
「い〜かげんにしなさい!!あなた達に音楽を聴く資格はありません!」
「せ、先生!待って!僕達はちゃんと聴いてるよ!」
「ショーン、無理だって。あの先生、ヒステリー起こすと誰の言うこともきかないんだから。」
「だ、だけど〜。まだ途中で…」
「音楽やってたって、あんな人もいるってことよ。ま、諦めなさい。」
あらま。アイリーンちゃんは、ホントに大人なのね。
が、しかし!なんちゅう教師だ!って、先生の苦労を語ったクチで言うのもなんだが…。あ、あら、ショー君?ツカツカって、先生の前まで行って…
「先生。うるさくしてごめんなさい。謝ります。だから、続き聴かせてください、お願いします!」
「ショー…。あ、あたしも謝ります、ごめんなさい!」
あら、アイちゃんまでダッシュですか。
「あなたたち…。」
(え?ま〜た外人組かよ〜)
(カッコばっかつけちゃってよ〜)
(あの二人、なんかあんじゃないの〜)
(ちょっと、やめなよそういうの〜)
(だってさ〜、ね〜)
「じゃ、今日はあなた達に免じて続きを聴きましょう。ここから第一楽章のテーマというものが再び出てくるところですから、それを注目して聴くように。」
あ、そう。あんたのテーマが聴いてみたいよ。
お、いかんいかん。つい子供目線になってしまうぜ。
確かに子供の頃のクラシックは、ドラマティックじゃないと眠くなったもんだけどさ〜。ま、先生の気持ちもわかるよな〜今は。俺はどっち付かずなのね〜、トホホ。
(キーンコーンカーンコーン…)
う、な、懐かしき終了のめろでー…
「…でさ、あいリンも今度うち来ない?誕生パーティーやるんだけど。」
「いいの?後でめんどいことになんない?」
「な〜に言ってんの!アタシ達は、あいリンの友だち兼親衛隊なんだから!」
「わかった。行くよ。」
「良かった〜。じゃ後で時間と場所教えるね!じゃね!」
「バイ!」
「へ〜、あいリンって呼ばれてんだ。」
「ん?あ、そ。な〜んかあの子達、どっかでアタシがアイドル目指してるって聞きつけて、かってにファンクラブ創って盛り上がってんのよ。」
「ハハ、いいじゃん!うらやましいな〜。」
「あ〜んた、ニヤケながら言ってんじゃん!言っときますけど!アタシが頼んだんじゃないからね!」
「ハハハ、怒んなよ〜。ニヤケはクセなの、勘弁して!」
ハハハ…ニヤケは遺伝です、ハイ。
「ショーン、まだギターやってんでしょ?そのうちアタシのバックバンドやらしてあげるわ。」
「はっは〜!よろしくお願いします〜!」
「だ〜からっ!ニヤケンなっ!」
「ハハハ!」
少しずつだけど、ようやく前に動き出したってとこかな。
にしても、子供の世界ってヤツも、なかなか厳しいものがあるんだね〜。勉強になります!エネルギー体ですけど!
次回、再びジェイク登場!んじゃ!
俺より若い、こう言っちゃ〜なんだけど、子供みたいな先生が子供教えてたりするし。
そうとうおっさんだと思ってた人達も、それほど年いってなかったとか。
子供の時は、自分の意志がしっかりあって毎日を過ごしてたように思ってたけど、や〜っぱり子供の考えの中でのことだったのかね〜。白か黒か、右か左か、善か悪かみたいに、2択な感じで日々を生きてんのね〜きっと。
それでも彼らの中では、必死に生きてるわけで、こんな子供達を何十人もいっぺんに面倒見る先生達もご苦労様って感じかな〜。
「え?なんで音楽止めちゃうんですか〜?先生!?」
「後ろの人達!何度も言わせない!静かにしないと、このまま音楽かけませんよ!」
ハハ…、いつの世も一緒なのね。おふざけしたい年頃なのですハイ。
「い〜かげんにしなさい!!あなた達に音楽を聴く資格はありません!」
「せ、先生!待って!僕達はちゃんと聴いてるよ!」
「ショーン、無理だって。あの先生、ヒステリー起こすと誰の言うこともきかないんだから。」
「だ、だけど〜。まだ途中で…」
「音楽やってたって、あんな人もいるってことよ。ま、諦めなさい。」
あらま。アイリーンちゃんは、ホントに大人なのね。
が、しかし!なんちゅう教師だ!って、先生の苦労を語ったクチで言うのもなんだが…。あ、あら、ショー君?ツカツカって、先生の前まで行って…
「先生。うるさくしてごめんなさい。謝ります。だから、続き聴かせてください、お願いします!」
「ショー…。あ、あたしも謝ります、ごめんなさい!」
あら、アイちゃんまでダッシュですか。
「あなたたち…。」
(え?ま〜た外人組かよ〜)
(カッコばっかつけちゃってよ〜)
(あの二人、なんかあんじゃないの〜)
(ちょっと、やめなよそういうの〜)
(だってさ〜、ね〜)
「じゃ、今日はあなた達に免じて続きを聴きましょう。ここから第一楽章のテーマというものが再び出てくるところですから、それを注目して聴くように。」
あ、そう。あんたのテーマが聴いてみたいよ。
お、いかんいかん。つい子供目線になってしまうぜ。
確かに子供の頃のクラシックは、ドラマティックじゃないと眠くなったもんだけどさ〜。ま、先生の気持ちもわかるよな〜今は。俺はどっち付かずなのね〜、トホホ。
(キーンコーンカーンコーン…)
う、な、懐かしき終了のめろでー…
「…でさ、あいリンも今度うち来ない?誕生パーティーやるんだけど。」
「いいの?後でめんどいことになんない?」
「な〜に言ってんの!アタシ達は、あいリンの友だち兼親衛隊なんだから!」
「わかった。行くよ。」
「良かった〜。じゃ後で時間と場所教えるね!じゃね!」
「バイ!」
「へ〜、あいリンって呼ばれてんだ。」
「ん?あ、そ。な〜んかあの子達、どっかでアタシがアイドル目指してるって聞きつけて、かってにファンクラブ創って盛り上がってんのよ。」
「ハハ、いいじゃん!うらやましいな〜。」
「あ〜んた、ニヤケながら言ってんじゃん!言っときますけど!アタシが頼んだんじゃないからね!」
「ハハハ、怒んなよ〜。ニヤケはクセなの、勘弁して!」
ハハハ…ニヤケは遺伝です、ハイ。
「ショーン、まだギターやってんでしょ?そのうちアタシのバックバンドやらしてあげるわ。」
「はっは〜!よろしくお願いします〜!」
「だ〜からっ!ニヤケンなっ!」
「ハハハ!」
少しずつだけど、ようやく前に動き出したってとこかな。
にしても、子供の世界ってヤツも、なかなか厳しいものがあるんだね〜。勉強になります!エネルギー体ですけど!
次回、再びジェイク登場!んじゃ!