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 不思議な声の物語 by R::“ことばの力”と脳科学

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“ことばの力”と脳科学

このブログでも以前から、「歌には力があるのだ!」とか、「声そのものに力があるのだ!」とか言ってきたんだけど、脳科学の分野でも、「ことばの力」を重視するようになってきたみたいだね。これは『ここまで来た!うつ病治療』という番組をみた感想も含めて書いてみました。


音楽療法とかで、心療内科などに通う対象者(患者さんなど)に音楽を聴かせることで、メンタルケアをすることは、かなり昔から行なわれていて、音楽が人に与える影響もずいぶん分析されてるんだね。
そこではクラシックを使うことが多い為に、人がリラックスする為には、現代音楽よりもクラシックの方が有効だと思われてることが多かった。

だから野菜や果物を育てる時にも、ハードロックを聴かせるよりもモーツァルトを聴かせると発育が良いものができるということに繋がっていったんだろうね。
実際に実験した結果、やっぱりクラシックの方が、植物には良い影響を与える率が高かったらしいけど。

でも、どちらの音楽が優秀か?ということではないことは、お分かりですよね?

完全に病気である、と診断された人については、私は医者ではないのでここでは触れないことにします。また、その一歩手前の境界例(ボーダーライン)と呼ばれる人達についても、あえて触れないことにしましょう。


さてさて、音楽を聴いて、なんでリラックスしたり、楽しくなったりするのでしょうか?

それは第一には、「音」そのものの成分が人間の脳に影響を与えているからなのですね。

な〜んて書くと、いかにもアカデミックなんだけど、こんなことはアッタリまえのことで、どんなもの、例えば焼き肉でも宝石でも洋服でも、全ては人の為にあり、その人の脳みそが「良い」とか「嫌い」と判断してるんですから、脳に影響しないものなんてあるわけないってことだよね。続けますけど…

「音」は、信号として(ま、周波数ってことだけどさ。もちろんそれに付随した振動波や電磁波だって含まれてるかもしれないけど。ちなみに音声そのものは電磁波を起こすわけじゃありません。日本音響学会の鈴木先生に直接お聞きしたことを付け加えておきますね。)脳に刺激を与えるんだけど、脳ってヤツはいろんな領域があるから、同時にいろんなことを連想させるってことなんだろうね。分かりにくいかな〜。

これは「音楽」なんだ!と理解する領域や、心地よいと感じる領域、過去の経験(データ)を照合して善し悪しを判別する領域とかね。

とくに後の方は、一般に「心」と言われる領域に入るかな?

だからハードロックを聴いても、「音」的には刺激ばかりで、耳にも痛いけど、昔付き合ってた彼女とドライブ中によく聴いてた曲だと、なぜかホッとしたり懐かしくて泣けてきたり(嫌な思い出の時もあるでしょうが…^^;)とかね。人がトマトとは違う大きなポイントだと思うんだけどね。


が、最近の脳科学では、この「心」の分野もそうとう解析されてきて、どこに刺激を与えれば喜怒哀楽に繋がるのだ、ということも分かるようになってきたんだと。
ここから番組関連ね。


例えば、うつ病治療に、磁気刺激(経頭蓋磁気刺激療法)を用いる方法や脳に直接電極(脳深部刺激療法)を埋め込む方法なんかが行なわれるようになってるのだね。
一般に心の病気だと思ってたものを、脳のへんとう体の暴走(過剰に反応してしまう)と捉えることで、客観的に病気の原因を突き止めて改善していくことができるようになってるんだって。

で、このうつ病と診断されないけど、もう少しするとうつ病になるかもしれない人達の為に、カウンセリングが行なわれていて、そこで「ことばの力」っていうのを取り入れているということですな。(でも、これは従来からあるカウンセリングにかなり近いようにも思えるんだけど。)
会話することで、リラックスさせるだけではなく、うつ病の原因を突き止めて改善していく、というのが昔より高度になってるってことなのかもしれないね。

ちなみに(よく、ちなむでしょ^^)、ボイストレーニングにも応用できて、声を大きく出せない人や、音程をとれない人には、カウンセリングを行い、その人のできない原因を突き止めて改善することにしています。そだ、次回はこの辺を書こうかな^^v。

なのだが、すごいと思ったのは、この「ことば」そのものを脳科学的に解釈して、ことばを発したときの脳への血流量を分析することで、その患者さんが認知症なのか統合失調症なのかうつ病なのかを判断できるってところだね。

ことばを発するシステムそのものに焦点を当ててるのが凄いと思いました。

昔、声の周波数と脳波の関係が、植物状態の覚醒へ繋がるのではないか?ということを数人の学者さんに聞いてみましたが、解答はありませんでした。が、近い将来、脳科学はいろんなことを解明してくれるのでは、と半ば興奮気味に番組を観ていました。

感想やらなんやらで、分かりにくかったでしょ??かんべんね。


というところで今回はおしまい。次回は、「音痴の克服法」なんかどうかな?んじゃ!
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