#1ムスタング
2012-01-24 18:42:22 (11 years ago)
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ん〜、よ〜く寝た〜ハ〜ア〜、ん??
ゆ、夢ってこと?ま、まさか!
と、都合良くはいかんのね〜。やっぱ実体は無いか〜、トホホ。
ま、生きてるときも、よく言われてたもんな〜、どっか行ってたのかよ!って。
しかし、エネルギー体ってやつも寝るのかね?
ん?ここは?ずいぶん昔に来たことがあるような無いような…
「でさ〜、音楽の先生ったら、クラシックの古〜いレコードかけてるだけで、なんにも話ししないんだよっ!俺、けっこうマジメに授業聴いてんのにさ。」
「あ〜んた、他の授業もちゃんと聴きなさいよね!いっつも通信簿、音楽と体育だけじゃない、成績良いの!」
「は〜いはい。怒鳴ってばっかいると、余計にしわが増えますよ〜。」
「くぅおらっ!!エルボーブチ込むぞ!」
「ハハハ!」
な、なんだこのハデハデファッションの親子は?二人ともレザーの上下に、シルバーのアクセサリーガンガンにしてるし。チビはギター背負ってんのか?
ありゃ、ゾウサンだろ、形的には。
で、なんで俺がこいつらのフォローしてるんだ?
そういえば、この倉庫街って…まさか横浜?そうだ横浜だ!
「さ、着いたけど、お腹空いてない?」
「大丈夫。また中でジャンクフード食べるからいいよ。」
「また、あんたは。ここに来るとクチが悪くなるんだから。普通にホットドックって言えっつうの。」
「ミッキーだって、悪さ100万倍じゃん!」
「お母様とお呼び!」
な〜んか、お下劣な親子だけど、いい笑顔で楽しそうに話してるな〜。いい家庭なんだろうな〜、羨ましい、クスン。
「アロ〜!」
「ハ〜イ!ミッキー!ア〜ンド!リル・シュウ!」
は???なんだあのデカイ黒人?見たことあんぞ!
ジェ、ジェイク…ジェイクだ!なんで?なんで?なんで?
リル・シュウって?ミッキーって?ま、まさか?え?なに?これ?
「一年ぶりね〜、元気だった〜ボーイ?」
「ハイ、ジェイク!早くセッションしたくて、待ち遠しかったぜ!」
(ボカッ!)あ、殴られた。
「ナマ言ってんじゃないよ。ジェイクはあんたのギターの師匠なんだからね。クチの利き方に気をつけなさいよ!」
え、そなの?ギター習ってんだ、ジェイクに。
って、おいおい!今はいつなんだよ〜。
俺が寝てると思ってた時間は、またまた時空を超えてたってことかいな〜。
で、なに。リル・シュウってショーンなの?もうこんなに大きくなちゃったの?
「ショーン、ビールとコーラと何か食べたいもの買ってきて。」
「ここでは、ショーンって呼ぶなよ!ミッキーちゃん!」
「てめっ!」
「べ〜だ、ハハハ!」
まさか、とは思うが、ハハハ…未雪なのね…トホホ。
「あっという間だね、1年。いい子に育ってるね〜ボーイ。」
「サンキュ。ここに来るときだけよ、あんなにハシャグのは。」
「まだ、イジメられてんのかい?」
「ん〜、今はさすがに落ち着いたみたいだけど。ショーンなんていう外人みたいな名前つけちゃったから、少しでも目立つと、からかわれるのは、相変わらずだけどね。おかげで、学校じゃワザと勉強も出来ないフリして目立たないように過ごしてるみたいなのよ。」
え、俺のせい?外人の友達が多かったから、気にした事無かったけど、ごめんなショーン…なんか喜怒哀楽無いはずなのに、寂しい気持ち…グスン。
「ま、いいさ!そのうちシュウの気持ちも分かるときが来るさ!だって、あのグレイト・スラッシュ・ライトニング・ギター・シュウ!のボーイだぜい!!」
あ、こいつ酔ってるな。でも、いいこと言うよな!
よっ!グレイト・ビッグ・ジェイク!ひゅ〜ひゅ〜!
「そうよね。あたしは信じてるわ。グレイトなんちゃらの息子だからね!」
おいおい…
「はい、おつり。」
「ヘイ、ギターはちゃんと練習してるか?」
「もちろん!」
「じゃ、そろそろスピーカー付きのギターじゃ物足りなくなってんじゃねえのかい?」
ジェイクのニヤニヤは何か企んでるときの顔だったよな〜確か、うんうん。
「ん〜、でもさ…ま、まだこれで練習するよ。」
「そのギターじゃ、ステージでセッションするには、少しばかり物足りないからな〜。」
「でもさ…うちじゃギター…」
「リル・シュウ、俺はおまえのオヤジの親友だぜ。遠慮は無しって言ったろ。」
ん?そっちは機材置き場の方だったよな。あ、戻ってきた。まさかまさかの〜!
「ムスタングだ!」
「え?」
「ショートスケールだし、おまえも4年生だし、そろそろ本格的なギター使った方がいいだろ?」
「ぼくに?」
「少し遅くなったけど、誕生日プレゼントだ!」
「ほっ、ほんとっ!!ほんっとに!サンキュ、ジェイク!」
「アハハ、そんなに抱きつくなよ!ホモだと思われんじゃねいか〜!」
思われるか〜!
でも、ありがとよジェイク。本当にありがとう…未雪、いい子に育ててくれて、本当にありがとう。
新章突入!小学生編スタート!んじゃ!
ゆ、夢ってこと?ま、まさか!
と、都合良くはいかんのね〜。やっぱ実体は無いか〜、トホホ。
ま、生きてるときも、よく言われてたもんな〜、どっか行ってたのかよ!って。
しかし、エネルギー体ってやつも寝るのかね?
ん?ここは?ずいぶん昔に来たことがあるような無いような…
「でさ〜、音楽の先生ったら、クラシックの古〜いレコードかけてるだけで、なんにも話ししないんだよっ!俺、けっこうマジメに授業聴いてんのにさ。」
「あ〜んた、他の授業もちゃんと聴きなさいよね!いっつも通信簿、音楽と体育だけじゃない、成績良いの!」
「は〜いはい。怒鳴ってばっかいると、余計にしわが増えますよ〜。」
「くぅおらっ!!エルボーブチ込むぞ!」
「ハハハ!」
な、なんだこのハデハデファッションの親子は?二人ともレザーの上下に、シルバーのアクセサリーガンガンにしてるし。チビはギター背負ってんのか?
ありゃ、ゾウサンだろ、形的には。
で、なんで俺がこいつらのフォローしてるんだ?
そういえば、この倉庫街って…まさか横浜?そうだ横浜だ!
「さ、着いたけど、お腹空いてない?」
「大丈夫。また中でジャンクフード食べるからいいよ。」
「また、あんたは。ここに来るとクチが悪くなるんだから。普通にホットドックって言えっつうの。」
「ミッキーだって、悪さ100万倍じゃん!」
「お母様とお呼び!」
な〜んか、お下劣な親子だけど、いい笑顔で楽しそうに話してるな〜。いい家庭なんだろうな〜、羨ましい、クスン。
「アロ〜!」
「ハ〜イ!ミッキー!ア〜ンド!リル・シュウ!」
は???なんだあのデカイ黒人?見たことあんぞ!
ジェ、ジェイク…ジェイクだ!なんで?なんで?なんで?
リル・シュウって?ミッキーって?ま、まさか?え?なに?これ?
「一年ぶりね〜、元気だった〜ボーイ?」
「ハイ、ジェイク!早くセッションしたくて、待ち遠しかったぜ!」
(ボカッ!)あ、殴られた。
「ナマ言ってんじゃないよ。ジェイクはあんたのギターの師匠なんだからね。クチの利き方に気をつけなさいよ!」
え、そなの?ギター習ってんだ、ジェイクに。
って、おいおい!今はいつなんだよ〜。
俺が寝てると思ってた時間は、またまた時空を超えてたってことかいな〜。
で、なに。リル・シュウってショーンなの?もうこんなに大きくなちゃったの?
「ショーン、ビールとコーラと何か食べたいもの買ってきて。」
「ここでは、ショーンって呼ぶなよ!ミッキーちゃん!」
「てめっ!」
「べ〜だ、ハハハ!」
まさか、とは思うが、ハハハ…未雪なのね…トホホ。
「あっという間だね、1年。いい子に育ってるね〜ボーイ。」
「サンキュ。ここに来るときだけよ、あんなにハシャグのは。」
「まだ、イジメられてんのかい?」
「ん〜、今はさすがに落ち着いたみたいだけど。ショーンなんていう外人みたいな名前つけちゃったから、少しでも目立つと、からかわれるのは、相変わらずだけどね。おかげで、学校じゃワザと勉強も出来ないフリして目立たないように過ごしてるみたいなのよ。」
え、俺のせい?外人の友達が多かったから、気にした事無かったけど、ごめんなショーン…なんか喜怒哀楽無いはずなのに、寂しい気持ち…グスン。
「ま、いいさ!そのうちシュウの気持ちも分かるときが来るさ!だって、あのグレイト・スラッシュ・ライトニング・ギター・シュウ!のボーイだぜい!!」
あ、こいつ酔ってるな。でも、いいこと言うよな!
よっ!グレイト・ビッグ・ジェイク!ひゅ〜ひゅ〜!
「そうよね。あたしは信じてるわ。グレイトなんちゃらの息子だからね!」
おいおい…
「はい、おつり。」
「ヘイ、ギターはちゃんと練習してるか?」
「もちろん!」
「じゃ、そろそろスピーカー付きのギターじゃ物足りなくなってんじゃねえのかい?」
ジェイクのニヤニヤは何か企んでるときの顔だったよな〜確か、うんうん。
「ん〜、でもさ…ま、まだこれで練習するよ。」
「そのギターじゃ、ステージでセッションするには、少しばかり物足りないからな〜。」
「でもさ…うちじゃギター…」
「リル・シュウ、俺はおまえのオヤジの親友だぜ。遠慮は無しって言ったろ。」
ん?そっちは機材置き場の方だったよな。あ、戻ってきた。まさかまさかの〜!
「ムスタングだ!」
「え?」
「ショートスケールだし、おまえも4年生だし、そろそろ本格的なギター使った方がいいだろ?」
「ぼくに?」
「少し遅くなったけど、誕生日プレゼントだ!」
「ほっ、ほんとっ!!ほんっとに!サンキュ、ジェイク!」
「アハハ、そんなに抱きつくなよ!ホモだと思われんじゃねいか〜!」
思われるか〜!
でも、ありがとよジェイク。本当にありがとう…未雪、いい子に育ててくれて、本当にありがとう。
新章突入!小学生編スタート!んじゃ!