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 不思議な声の物語 by R::役者のためのボイスコーディネート13

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役者のためのボイスコーディネート13

少し間が空いたけど、ってもう13なのね…

気を取り直して、

では三人称の場合は?

基本的には二人称の拡大解釈でいいんじゃないかいな??

ただし追加して考えることが有るんだね。


三人称ってことは、当然集団の演技ってことだから、日常の生活との違いをしっかり基本に置いとかないといけないってことだよね。

簡単に言えば、誰も同時にしゃべらないってことかな。

演出上、ワザとガヤとかヤジとか、同時にセリフを言うときは有るけど、ストーリーテラーは一人ってのが基本でしょ。そりゃ、いっぺんにセリフ言われても、観客がついていけないもんね。
日常生活では、例えば電車の中とか自分の会話の横で、知らない人たちが会話してることってよくあるでしょ。でも、自分たちの会話しか聞こえてなかったりとかね。
これは、人間の聴覚の素晴らしさの一つで、ようするに必要じゃない会話なんかは遮断してしまえるってことだね。赤ちゃんの時は、周りの音が同時に全部聞こえてしまうらしいんだけど、徐々に成長にあわせて、必要なものを優先して聞こえるようになる能力が身に付いてくるんだって。

ま、演劇の場合は、これを芝居上で表していて、必要じゃない会話は聞こえていませんよ〜というサインとして、ストーリーテラー以外の会話は、「口パク」ってことにしてるんだね。

さてさて、メインのセリフに次から次へと会話がカブッてくるとしましょう。

二人称と同じ原理が働くことは当然として、今回はハーモニーってことが重要になってくるんだね〜。
音楽では、三大要素の一つだけど、人々の会話の多くも、やっぱりハーモニーなんだな。もちろん平均率(ピアノの鍵盤の音階)とは違うけどね。

解りやすく3人いるとしましょう。二人がほぼ同一上の音程でセリフを言ってれば、この二人は仲間か少なくとも知り合いってことになるよね。で、一人だけ突拍子も無い高い声でセリフに参加してきたら…、ね、どんな関係か色々と想像できるよね。

一人称の音の幅は前に書いたけど、センターの音程から上下に同じ幅で5音階くらい(鍵盤じゃないよ)が会話としては成り立つかな??で、その音のトップをセンターにして、上下5音くらいで、他の人のセリフがカブってくれば、仲間でありながらも、個性豊かなメンツ達って構図ができるんじゃないかいね〜。

もう少しこの続きかな〜、んじゃ!
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