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 不思議な声の物語 by R::役者のためのボイスコーディネート9

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役者のためのボイスコーディネート9

一人称の音程の続き…

セリフにおける音程の考え方なんだけど、R式では二通り考えてるんだな。

一つは、朗読やナレーション、MCや舞台芝居など、ジャンルによる音程の取り方。
同じ言葉でも、ジャンルによって音域に差があるのじゃな。
たいていのトレーナーや演出家は、抑揚だとかニュアンスだとか言うけど、実際にはそれも含めて音程(音階)の違いってことなのよ。

ただし、現代音楽のように、平均率の音階ってことじゃないので、誤解無きよう。

一般的な朗読の場合は、重厚で落ち着いた雰囲気。登場人物のセリフがあったとしても、それほど極端にキャラを創らないでしょ?つまり音域は、1〜3音の幅くらい。ピアノの鍵盤の3音じゃないよ。

理由は、以前にも触れたと思うけど、「人は、無いものを補う習性がある!」ってところなんだな。

想像の中で、朗読を聴いているので、あまりショッキングな声や表情、仕草なんかが有ると、想像力を消されて、朗読の世界に留まれなくなってしまうってことなのよ。

目の前には、人やテーブルが有るくらい。だからこそ、それを補おうと、文章の世界を頭の中で構築して、あたかもその世界の中で生きてるように錯覚?して聴いてるわけ。


で、これに映像が加わってくると、視覚が奪われるので、想像は少し減る。そこでナレーションは、臨場感を保つために、朗読よりはややテンションを上げたセリフまわしが必要になってくるって感じかな。2〜4音くらい。

さらに建物などの大道具や衣装なんかも含めた小道具がプラスされれば、おのずとセリフはよりテンションを上げないと…ってこと。5音くらいの幅があるよね。
極端に言えば、歌舞伎のセリフって違和感無いけど、日常会話だったら…ね、イメージ湧くかな?あれだけ派手な衣装だからこそ、日常じゃないセリフが、自然に受け入れられるってことなんよ。

本題は二つ目!同一ジャンル内での音程の取り方による印象の違いってヤツね。こいつは次回ってことで、またまたここで終了!んじゃ!
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