役者のためのボイスコーディネート
2011-02-25 15:53:20 (13 years ago)
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な〜んか最近、お芝居関連の話が多いけど、ま、歌の方はみんなレッスンしてれば自然に実力が上がってるから、しばらくここでは書かなくてもダイジョブだよね^^…まじ?
前にも書いたと思うんだけど、ボイスコーディネートってのは、人によって解釈が多少異なるんだけど、あくまで仕事上の経験から言うと、
歌の場合
楽曲に合う発声や表現を、アーティスト本人やディレクターとの協議の上、客観的な意見を提出すること(立場)。
芝居の場合
役の立場、性質を考慮した上で、役柄に合う発声や表現を、役者本人や舞台監督、演出家との協議の上、客観的な意見を提出すること(立場)。
ってな感じかな。
だから、レッスン生にレクチャーするときとは違って、あくまでも本人が必要だと思うこと、やるべきだと思うことが前提なのよ。
つまり、どんなにこちらが、「この方が良いのにな〜」と思っていても、本人が「嫌!」と思えば、その発声法は却下されるってことね。
拒否される理由はいくつかあるけど、最大のポイントは、日頃使ってない発声をすると、自分じゃないと勘違いして、なにか作り物的な感覚、もしくは初心者が誰かに操られて声を出さされてるような感覚になることなのですじゃ〜。
簡単に言うと、芝居の場合は、発声を気にするあまり、セリフに気持ちが入らなくなるとかね。