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 不思議な声の物語 by R::「本気のセリフはセリフじゃない!」ってなに?

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「本気のセリフはセリフじゃない!」ってなに?

とある一人芝居で有名なT氏との会話から気づいたことなんです。

彼のお芝居は、まさに「見えないものが見えてしまう」世界を造り出しています。小道具もなんにも無くても、まるでそこに物体が存在しているかのように。はたまた、一人しかいないはずなのに、何人にも感じられたり。単純に芝居が素晴らしいだけだと、始めのうちは思ってました。

あ、彼とはもう何年かの付き合いで、日常(彼にとっては非日常かもね??)でも良く会うんだけどね。

何回か芝居を見てるうちに、「ん?これは実際の出来事をレポートしてるんじゃないか?」なぞと、思いはじめたのでした。普段の会話でも、「こないだこんな人がいてね〜」と、出会った人物の特徴を織り交ぜながら彼が話しだすと、あたかもその人物が目の前でしゃべっているかのような感じになるのです。ましてそれが、いわゆるガラのあまりよろしくない方々についてであれば、「ごかんべんください!!」と、思わず言ってしまいそうなくらいリアルすぎる口調になるのです。(言葉が自分に向いてないことは、十分に知ってるはずなのに、体がビビってしまうんだな〜。言葉の持つ力って凄いよん)

「人は言葉を聞いてない!◯◯◯を感じているのだ!!」(◯◯は過去ログで探してチョ)を持論としているR君としては、つい声に集中してしまって、「おいおい、その話しって、出会った人のことじゃなくて、あんたじゃないの!?」と思うくらい、声の中に本気の成分が入ってるんですな〜これが。

よくお芝居では、役になりきる、っていうんだけど、なかなか難しいことでしょ(経験が有る人ほどお分かりになると思うけど)。ましてや声は、非常に正直で、あるセリフを本気で言おうとすればするほど、本人の心が表に現れて、声の中に混ざってしまい、結果、言葉的には迫力あるけど、場面には会わないね〜みたいなことになってしまうんですな〜。だから、一流の人って本当に凄いと思うね。役としての本意気を、言葉の中にうまく混ぜ合わせて、かつ、作品全体のバランスを計算してるんだからね。ここまでくると「セリフがセリフじゃなくなってる!」って思うでしょ。

逆に、普通の人の場合でも、「あ、今本心から言ってね〜な〜俺…」とかっていう時あるよね。相手に何かを伝えようとするときに、本気以外の要素、例えばセールス、商談、接待、火遊び?なんかが加わると、声にノイズとして混ざり、相手に警戒心を持たれてしまったりするんだな〜。

ま〜、100%本気で会話してる人は、ほとんどいないと思うけど(ピュアすぎて怖いよね)、声に力を与えるのは、「思う」ってことなんじゃないでしょか。その割合を、それぞれの仕事に応じてコントロールしていければ、いいことあるかいな〜。…きっと…んじゃ!
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