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 不思議な声の物語 by R::「子役」について

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「子役」について

一つの分野に、三人スターが現れるとブームになる、と言いますが、昨今の子役ブームは、正にそんな感じかな。

しかし、子役ってなんだろね。


昔のアイドル歌手を、あの人は今的な番組で観ると、異常に大人っぽく見えるのことに、え?そんな歳だったの?と思うほど若かったのに驚くよね。

子どもらしさってなんだろね。


本当は、未熟な技術しか持たない子どもが、その持てる知識の全てを使って、全力で物事にあたる姿勢が、大人に感動を与えているはずなんだけど、いつの間にか、大人の模倣になって、さらにプロの領域では、いかに大人と同じようにできるか、が、良し悪し、才能の有る無しに繋がっていったんだろうな。

これは心理学者なら、明快に答えてくれるんだろうけど、R式解釈で、書いてみましょうかね。


赤ん坊は、人間に限らず、生まれた時に一番可愛く見えるようにできてる、と聞いたことがあるけど、防衛手段の無い赤ん坊の唯一の武器らしいよね。可愛いってことが。

動物の場合は、「わ〜可愛い!食べちゃお〜!」とかあるだろうけど、人間は大概の場合(最近はいろんな事件があるので、なんとも言えなくなってきたけどね)母性愛とかで、この子を守ろう!という気持ちが湧いてくるらしいね。

路上で知らない赤ん坊を見た時に、「な〜にメンチ切ってんだよ〜!」とかいうヤツは、よっぽどでしょ^^;。


幼稚園くらいになると、運動会なんかで、必死に走る我が子に涙を流す親御さん達は多いはず。

ところが、もう少し大きくなって、ボール投げとかするようになると、親の威厳というヤツが芽生えてくる。子供にとっては、親は何でもできる神様のような存在。親にとっては、自分の力で成長していく分身以上の感覚。徐々に導いてあげているという感じになっていくヒトも出てくる。やや上から目線的な感じかな。
「子供なのに、よ〜くできるわね〜。」とか「子供のくせに、大人みたいな喋り方ね!」とか。

余談だけど、子供で天才ピアニストがたま〜にでてくるけど、そのとき一般ピープルの中に「ま〜、子供なのによくあんなにうまく弾けるわね〜」と言うヒトがいるけど、その子はあなたの何百倍もピアノを弾いてるんですよ!と教えたくなるね。ちょっと脱線。


大人に近い子供。それを見てみたいという感覚は、今も昔も変わらないのかもしれない。

だから、昔のアイドルは16才くらいでキャバレーのホステスさんみたいな格好で歌わされてたし、歌詞の内容も今よりずっとエログロなものだったりしてるしね。


今の子役達は、みんな頭もいいし、技術も格段に良くなってる感じはします。でも、いろんな意見を聞いてみると、「な〜んか、作り過ぎじゃない?」とか「わざとらしいよね。」とかいう声もあるのは事実。

そりゃそうだよね。教える側も親達も、どれだけ大人に近い演技ができるかを求めているんだから。
痛々しく感じることがあるとすれば、きっとこの感覚。大人並みに演じようとしていることは伝わるのに、大人ではないという歪み。上から目線で良かったものが、それを超えようとしている存在の脅威。


ま、難しいことは置いといて、実際に教えてる立場として思うことは、いかに子供として輝いてもらうか。子供らしさをキープしたまま、演じられるようにできるか。

すでにこれに重きをおいて、行なっている先生もかなりいるみたいなので、少し安心ですね。

きっとこれから、「子供らしい演技」という超難問を克服した子役達が、どんどん表に出てくると思うな〜。

ということで、おしまい。あ、小説書くのサボった!明日やろ。んじゃ!
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