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 不思議な声の物語 by R::ボイトレ個人レッスンとグループレッスンの効果の違いは?2

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ボイトレ個人レッスンとグループレッスンの効果の違いは?2

今回は実際の授業風景について、少しチェックポイント的に書いてみましょ。


ボイストレーニングというものが、国家資格じゃないというところに、良さもワルさもあるのですが、(ま、仮に国家資格だとしても、良いお医者さんもいれば、ワルいお医者さんもいるように、結局はその人のスキルレベルと情熱ってことに行き着くのかもしれませんけどね)教え方が人によって千差万別です。

だから、いろいろなボイトレ教室を見て、自分にあったところを選ぶというのが良いと思うのですが、なかなか「これ!」というところには出会うのは難しいでしょう。
(武道の世界では、「3年かけてでも、良い師を探せ!」と言われています。見せかけの師に就くと、何年修行しても、けっきょく技を身につけることはできないのだ!という意味です。少し脱線しましたが、芸事とはどんなものでも、このようなものではないでしょうか。)

どんな教室でも、自分の知らない知識を教えてくれるはずなので、絶対に入学前より入学後の方が、上達していると思いますよ。ただし、その上達スピードや、楽しく上達しているのか(レッスンを主体的に受けているのか)は、人それぞれではないでしょうか。



個人レッスンにおいては、一対一なので、よっぽどの事情がない限りは、その先生の善し悪しは、自分で判定しやすいのではないでしょうか?

相性や言動、ルックスも含めて、「自分が成長するため!」に必要なレッスンなのかを見極めることが重要ですよね。


さて、これがグループレッスンになると、多少事情が変わってきます。
歌のレッスンを想定して書きますね。

集団の効果は前回少し書きましたが、端的に言うと、1人の生徒が仮にビブラートが上手くできたとします。すると、それを見ていた他の生徒も同調して、上手くできるようになるのです。

子供の場合、音程がとれない子も、音程の良い子と隣り合わせに歌わせると、みごとに音程をとり始めるのです。これは年齢が若い方が効果があるようですが、大人においても、気持ちの解放などを行なった上でだと、同じ効果が得られます。(なぜそうなるかは、別の機会に)

ところが、同じ空間にいれば、みんなが自然に上手くなるっていうわけではないですよね。冷静になれば誰でもそう思うのですが、レッスンっていうヤツは不思議なもので、「習っている」ということで上達してるような錯覚をすることがあります。

で、ようやく本題ですが(…すいませんね、長くて…^^;)

だいたい1回の授業時間は、グループレッスンの場合、1時間半から2時間くらいではないでしょうか?それを、休憩を挟んで、もう1セットとか2セット行なうのが一般的に思います。

1グループの人数は10〜20人くらいでしょうか?(私にはこの人数くらいまでしか、全員の声を聞き分けるのは無理ですが…)
最初に、全員で発声練習をしたあとに、一人ずつ課題曲を歌っていくパターンが多いと思います。
そこで、自分の番になると、1回歌って、先生のアドバイスを受け、もう一度歌ってチェックポイントを教えてもらって終了!

こんな感じが多いのではないですか?時間にしたらわずか15分程度。

さ、ここであなたのとるべき行動は?

1 自分のチェックポイントをひたすら練習する。
2 自分のチェックポイントを確認したら、すぐに他の人の歌唱とアドバイスを聴いて参考にする。

ね、当たり前のようで、集団になると、まるで人のことは聴いたらワルいんじゃないかと錯覚して、せっかくの授業時間を短く使ってしまう結果になるんですね。

お芝居のレッスンでは、人の演技を良く見ておけ!という先生が多いのですが、歌の場合は、一人ずつに集中し過ぎて、歌い終わった生徒を放置してる場合がよくあると聞きます。これも一つの方法と考えれば、きっと私の知らない効果が期待できているのかもしれませんが…。


いずれにしても、レッスンを受ける側は、「自分の時間」をどれだけ持てる授業なのかを見極めることが大事ではないかと思います。
レッスンをする側としては、いかに個人へのアドバイスを、集団にも役に立つように投げかけられるか、個と集団の受容の違いを考えながら教えられるかが大切になると思います。


今回はこんなとこで。ではまた、んじゃ!

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