ボイトレ個人レッスンとグループレッスンの効果の違いは?
2012-02-05 17:50:44 (11 years ago)
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今回はボイストレーナー的視点で書いてみましょ。
ボイトレ教室の案内には、少人数制とか個人対応とかグループレッスンと書いてるものがありますよね。
どれを選ぶかは、自分の性格や、習うときの意識のレベルによるところが多いと思うんだけど、教える側からすると、どんな人でも、その環境(個人だろうがグループだろうが)に対応して上達を目指せる方法を見つけていきます。
もしも、個人でもグループでも同じような教え方をしているなら、それは教え方主導レッスンで、例えて言えば受験勉強のようなものです。
オーディションや劇団の入団審査などで、課題が決められているようなときは、この方法の方が短期決戦としては良い効果を生むときがあるということです。
ただし、永い目で見た技術向上には不向きな点があります。いわゆる個性を伸ばすと言った点ですね。
意図せず教え方主導ならば、それは生徒と向き合ってないレッスンということになりますね。
さて…
引っ込み思案な人の場合は、他人がいるとどうしても発言ができなかったり、声が思うように出なかったりして、個人レッスンを希望する人が多くいます。
が、このような人はだいたい「自意識が高い人」「他人との差別化を図りたい人」だったりすることが多いようです。これは、お高くとまってるとか、気位だけが高い嫌みな人とかいうことではなくて、「自分ができることと、他人ができることの違いを客観的に分析できる人」という意味に置き換えることができます。
そこで個人レッスンの場合は、この意味を伝えることによって、安心感を持ってもらい、ゆっくりと、徐々に声を大きくしていくことが、精神的に無理無く上達していく方法の一つだと言えます。
また、グループレッスンにこのような人が参加した場合は、レッスンの順番を、他人と比べることのできないトップに行なうとか、責任あるポジションに就かせるとかすると、自意識が責任感へと変化して、急激に堂々とした態度にかわるということもしばしば見られます。
次に…
「俺を見てくれ!」「俺が俺が!」タイプの人。
集団の中にいると、とくに目立とうとしているわけではないのに、人目につく人がいます。このタイプの人は、立ち居振る舞い、言動が安定している人、自信がある人に多いです。人の意見もよく聞いて、鵜呑みにせず自分なりに解釈して身に付けていけるタイプです。
教える側が、しっかりと信念と自信を持って教えないと、あたかも「なめてるような態度」に写ったり、「自己流」に走ってるだけのわがままな人に見えてしまうかもしれません。
このタイプの人は、個人レッスンでもグループレッスンでも、そつなくコナセていけるので、より高度な知識を与えてあげることが大切です。
で、問題はこのタイプに近いか、憧れている人達です。
空気は、近しいのですが、自分の意識と技術のズレを感じているが故に、「君のは正しいよ!」というお墨付きをいただきたいタイプなのです。
引っ込み思案よりも、「自意識」はさらに強く、心はガラスのように繊細である場合が多いようですね。
個人レッスンの場合は、自意識をうまく「やる気」に転換させてあげると、普通の人よりも早く技術を覚える傾向にあります。
グループレッスンの場合は、引っ込み思案の人とは逆に、なるべく他人の行動とアドバイスを先に何人か聞かせてあげることです。すると自分の順番になるまでに自己修正して、自分の発表の時には、あたかも最初からできていたかのような気分になり、不安は自信へと変わり、本当に雰囲気のある人物になることもあります。
これから新学期を迎えて、新しい分野に挑戦しようとしている人達!レッスンスクールや養成所の選定で、個人レッスンかグループレッスンかを迷っていたら、まずは自分の性格を見つめてみてください。
その次は、教える側の情熱を感じてみましょう!(難しいけどね^^;)
(教える側のレベルが低くなければ)あとはどんなところに行っても、自信を持てば、冷静に自分のできていることが(できていないことも)見えてくるようになりますよ!
な〜んか今回は、進路相談みたいになったけど、ボイストレーナーを目指してる人にも参考になればな〜の回でした!頑張ってる人は応援してまっせ!んじゃ!
ボイトレ教室の案内には、少人数制とか個人対応とかグループレッスンと書いてるものがありますよね。
どれを選ぶかは、自分の性格や、習うときの意識のレベルによるところが多いと思うんだけど、教える側からすると、どんな人でも、その環境(個人だろうがグループだろうが)に対応して上達を目指せる方法を見つけていきます。
もしも、個人でもグループでも同じような教え方をしているなら、それは教え方主導レッスンで、例えて言えば受験勉強のようなものです。
オーディションや劇団の入団審査などで、課題が決められているようなときは、この方法の方が短期決戦としては良い効果を生むときがあるということです。
ただし、永い目で見た技術向上には不向きな点があります。いわゆる個性を伸ばすと言った点ですね。
意図せず教え方主導ならば、それは生徒と向き合ってないレッスンということになりますね。
さて…
引っ込み思案な人の場合は、他人がいるとどうしても発言ができなかったり、声が思うように出なかったりして、個人レッスンを希望する人が多くいます。
が、このような人はだいたい「自意識が高い人」「他人との差別化を図りたい人」だったりすることが多いようです。これは、お高くとまってるとか、気位だけが高い嫌みな人とかいうことではなくて、「自分ができることと、他人ができることの違いを客観的に分析できる人」という意味に置き換えることができます。
そこで個人レッスンの場合は、この意味を伝えることによって、安心感を持ってもらい、ゆっくりと、徐々に声を大きくしていくことが、精神的に無理無く上達していく方法の一つだと言えます。
また、グループレッスンにこのような人が参加した場合は、レッスンの順番を、他人と比べることのできないトップに行なうとか、責任あるポジションに就かせるとかすると、自意識が責任感へと変化して、急激に堂々とした態度にかわるということもしばしば見られます。
次に…
「俺を見てくれ!」「俺が俺が!」タイプの人。
集団の中にいると、とくに目立とうとしているわけではないのに、人目につく人がいます。このタイプの人は、立ち居振る舞い、言動が安定している人、自信がある人に多いです。人の意見もよく聞いて、鵜呑みにせず自分なりに解釈して身に付けていけるタイプです。
教える側が、しっかりと信念と自信を持って教えないと、あたかも「なめてるような態度」に写ったり、「自己流」に走ってるだけのわがままな人に見えてしまうかもしれません。
このタイプの人は、個人レッスンでもグループレッスンでも、そつなくコナセていけるので、より高度な知識を与えてあげることが大切です。
で、問題はこのタイプに近いか、憧れている人達です。
空気は、近しいのですが、自分の意識と技術のズレを感じているが故に、「君のは正しいよ!」というお墨付きをいただきたいタイプなのです。
引っ込み思案よりも、「自意識」はさらに強く、心はガラスのように繊細である場合が多いようですね。
個人レッスンの場合は、自意識をうまく「やる気」に転換させてあげると、普通の人よりも早く技術を覚える傾向にあります。
グループレッスンの場合は、引っ込み思案の人とは逆に、なるべく他人の行動とアドバイスを先に何人か聞かせてあげることです。すると自分の順番になるまでに自己修正して、自分の発表の時には、あたかも最初からできていたかのような気分になり、不安は自信へと変わり、本当に雰囲気のある人物になることもあります。
これから新学期を迎えて、新しい分野に挑戦しようとしている人達!レッスンスクールや養成所の選定で、個人レッスンかグループレッスンかを迷っていたら、まずは自分の性格を見つめてみてください。
その次は、教える側の情熱を感じてみましょう!(難しいけどね^^;)
(教える側のレベルが低くなければ)あとはどんなところに行っても、自信を持てば、冷静に自分のできていることが(できていないことも)見えてくるようになりますよ!
な〜んか今回は、進路相談みたいになったけど、ボイストレーナーを目指してる人にも参考になればな〜の回でした!頑張ってる人は応援してまっせ!んじゃ!