序章12
2012-01-09 16:54:42 (11 years ago)
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- ボイトレ関連&コーヒーブレイク |
「…み…みゆ…み・ゆ・き…」
「…え?シュ、シュウ?!…シュウ!!!先生〜!」
「いいから…聞いて…くれ…」
「…うん。しっかりして、聞いてるから。」
「ショーンのこと任せたぞ…俺はずっと…見守ってるからな…」
「何言ってんのよ!しっかりしてよ!」
「未雪…サ・イ・コ・ウ…んじゃ!」
「シュ〜〜〜ウ〜〜〜〜!!」
「どうも、ご丁寧に。こちらにご記帳をお願いします。」
「須藤さん、少し休んでくださいね。」
「いや、ミユキちゃんこそ少し休んだ方がいいよ。チビの面倒もあるんだろ?」
「うん。でも動いてる方が…。須藤さん、会社はいいの?」
「当たり前じゃない。シュウのためならさ…クっ…あ、ご、ごめん。」
「ううん。ありがとね。ホントに助かる。」
「しっかし、あいつらしいよな〜、人のために自分が犠牲になるなんてさ。学生時代のボランティア精神がずっと残ってたんだろうね。」
「そうね。でも、ずっと見守ってるって言ってたから、今度は私たちにボランティアしてくれるんじゃないかしらね〜?」
「うん。きっとそうだよ。アイツおとなしくて言うこと聞きそうな雰囲気なクセに、いっかい言い出したら、絶対揺らがないヤツだったからな〜。今も、どっかから見てるんじゃないの?ハハハ…」
…そ。その通りでございます〜。って、なんだよ、俺の葬式かよ??
タクヤが仕切ってくれてるなら、ま、いいけど。
よくな〜い!!なんで俺は意識だけ残ってんのよ?
漫画?映画?オカルト?ゴースト?
(あんたも、移動しないタイプかい?)
ええ、そうなんです、って誰よ?!
(あ〜新人さんね。パラレルワールドって聞いたことある?普通は別の世界に移動して記憶もリセットされるらしいんだけど、たま〜に居るらしいんだよね、移動出来ない人が。あんた頑固でしょ。)
ええ、まぁ頑固ですけど。って、おいおい!幽霊とかじゃないわけ?
(違うらしいよ、前に出会った人の受け売りだけど。意識を一つのエネルギーと考えて…とかなんとか。ま、いいじゃない。じゃ、私はこの世界にでも入り込みますかな。では…)
お、おい、あんた!もう少し詳しく…き、消えた?あ、俺も消えてるクチか。
なんだかよくわからないけど、未雪達の側にいられるんならいいや。
ん?彼女?…あらマスターも…たしか
「はい。ありがとうございます。ではこちらにご記帳をお願いします。」
「…はい、どうも。…夏木真弓…な・つ・き・ま・ゆ・み…ミユキちゃん、彼女知ってる?」
「いいえ。どなたですか?」
「夏木真弓。大手芸能プロダクションの女社長。」
「あら、須藤さんと同業?」
「とんでもない!こちとら弱小企業の身ですから。そんな俺が同業なんて言ったら、鼻で笑われるよ。」
「そんな偉い人なの?そんな人がなんでシュウと?」
「多分、一緒に来てたのが、アイツの行きつけバーのマスターらしいから、店繋がりとかじゃないの?」
「そ〜、、、それだけでそんな大御所が来てくれるなんて、シュウの人徳ね。」
でしょ〜!未雪はよ〜く分かってるね〜!でも、そんなに親しかったわけじゃないんだけどね〜。ん〜、ま、有り難いことです。
そだ!ショーンはどこよ?
次回…どんな展開になるか、わかりません!んじゃ!
「…え?シュ、シュウ?!…シュウ!!!先生〜!」
「いいから…聞いて…くれ…」
「…うん。しっかりして、聞いてるから。」
「ショーンのこと任せたぞ…俺はずっと…見守ってるからな…」
「何言ってんのよ!しっかりしてよ!」
「未雪…サ・イ・コ・ウ…んじゃ!」
「シュ〜〜〜ウ〜〜〜〜!!」
「どうも、ご丁寧に。こちらにご記帳をお願いします。」
「須藤さん、少し休んでくださいね。」
「いや、ミユキちゃんこそ少し休んだ方がいいよ。チビの面倒もあるんだろ?」
「うん。でも動いてる方が…。須藤さん、会社はいいの?」
「当たり前じゃない。シュウのためならさ…クっ…あ、ご、ごめん。」
「ううん。ありがとね。ホントに助かる。」
「しっかし、あいつらしいよな〜、人のために自分が犠牲になるなんてさ。学生時代のボランティア精神がずっと残ってたんだろうね。」
「そうね。でも、ずっと見守ってるって言ってたから、今度は私たちにボランティアしてくれるんじゃないかしらね〜?」
「うん。きっとそうだよ。アイツおとなしくて言うこと聞きそうな雰囲気なクセに、いっかい言い出したら、絶対揺らがないヤツだったからな〜。今も、どっかから見てるんじゃないの?ハハハ…」
…そ。その通りでございます〜。って、なんだよ、俺の葬式かよ??
タクヤが仕切ってくれてるなら、ま、いいけど。
よくな〜い!!なんで俺は意識だけ残ってんのよ?
漫画?映画?オカルト?ゴースト?
(あんたも、移動しないタイプかい?)
ええ、そうなんです、って誰よ?!
(あ〜新人さんね。パラレルワールドって聞いたことある?普通は別の世界に移動して記憶もリセットされるらしいんだけど、たま〜に居るらしいんだよね、移動出来ない人が。あんた頑固でしょ。)
ええ、まぁ頑固ですけど。って、おいおい!幽霊とかじゃないわけ?
(違うらしいよ、前に出会った人の受け売りだけど。意識を一つのエネルギーと考えて…とかなんとか。ま、いいじゃない。じゃ、私はこの世界にでも入り込みますかな。では…)
お、おい、あんた!もう少し詳しく…き、消えた?あ、俺も消えてるクチか。
なんだかよくわからないけど、未雪達の側にいられるんならいいや。
ん?彼女?…あらマスターも…たしか
「はい。ありがとうございます。ではこちらにご記帳をお願いします。」
「…はい、どうも。…夏木真弓…な・つ・き・ま・ゆ・み…ミユキちゃん、彼女知ってる?」
「いいえ。どなたですか?」
「夏木真弓。大手芸能プロダクションの女社長。」
「あら、須藤さんと同業?」
「とんでもない!こちとら弱小企業の身ですから。そんな俺が同業なんて言ったら、鼻で笑われるよ。」
「そんな偉い人なの?そんな人がなんでシュウと?」
「多分、一緒に来てたのが、アイツの行きつけバーのマスターらしいから、店繋がりとかじゃないの?」
「そ〜、、、それだけでそんな大御所が来てくれるなんて、シュウの人徳ね。」
でしょ〜!未雪はよ〜く分かってるね〜!でも、そんなに親しかったわけじゃないんだけどね〜。ん〜、ま、有り難いことです。
そだ!ショーンはどこよ?
次回…どんな展開になるか、わかりません!んじゃ!