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 不思議な声の物語 by R::凍った心を溶かす声

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凍った心を溶かす声

無実の罪で、17年も投獄されていた菅谷さんのニュースは、かわいそうという在り来たりの言葉では労うこともできない、悲惨とも言うべき事件ですよね。(本当にご苦労様でした)当然菅谷さんの怒りは、報道されている以上のものだと思います。だからこそ当時の県警や官憲を「謝っても許さん!」と言っていた気持ちはわかる気がします。ところが、異例の県警本部長の直接の謝罪会見が、ほんの少しとはいえ、菅谷さんの凍った心を溶かしたのかと思うインタビューを見ました。事件については門外漢ゆえ、あえてコメントは控えますが、声の観点から少し思いつくことを書きます。
ニュース番組での謝罪のシーンは、本部長の挨拶から始まってましたが、第一声を聞いた瞬間に、(不謹慎に聞こえたら誤解ですよ!)このタイミングで謝罪をする最高の発声をする人だな〜と思いました。おそらくこのニュースを見たほとんどの人が、人柄が良くて信じるに足る心のこもった謝罪だな〜と感じたに違いありません。(実際、各方面からも信頼の厚い人だという解説者がいました)だから会見後に菅谷さん本人も、「優しい人だった」という許しの言葉が出てきたのでしょう。たとえ言葉(文面)が同じでも、伝わる人と伝わらない人がいるのです。これはその人の発声によるところが非常に大きな部分を占めていると思われます。しかもこの声は、どんな人でも出すことが可能なのです。それはただ「思えばいい」のです。本気で「思う」ということこそが、相手の信頼を勝ち取る重要な要素となります。が、この「思う」ということが非常に難しい!!相手をダマそうとか、立場を良くしようだとか、余計なことを考えていると、必ずそれが声にノリます。ノイズとして相手に伝わり結果、真実味がない人だ〜と思われてしまうのです。ボイトレでは、技術によってこれを克服することを目指すわけですが、真実に勝るものはないので、良い歌を歌いたい人、自分の言葉で何かを伝えたい人は、本気で(歌詞の内容を理解する等)「伝えるべきことを思う」ことが一番の近道になるということです。声や言葉には“力”があるという一つの事例です。これからの菅谷さんのご活躍をお祈りしております。by R
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