不思議な声の物語 by R

「だみ声で，しゃがれてる声だけど、味があっていいよね」とか、「よく通る声なんだけど、耳に痛くてやな感じ」とか、一概にいい声とかわるい声とか、よくわからないよね。でも、実際に引き込まれるような声の持ち主がいたり、歌を聴いて感動までしてしまうことは、一度や二度じゃないと思うよ。それにはちゃんとした理由があるのだけど、（科学的なことは、学者さんにおまかせします...すんません！）簡単に言えば、サイレンとか、警戒音、動物たちの威嚇するときの声など、ある特定の周波数を出したときには、相手が嫌がるし、そうでない周波数を出せば、相手に気に入ってもらえるっていうことかいな。だから、歌手を目指してる人は、いい声を出す発声をすればいいし、役者を目指してる人は、役によっては、悪人にもなるわけだから、そういう声を出せばいいってことになるよね。まっ、誰でも練習すればできるんだけど、最近ではオレオレ詐欺の連中がボイトレしてダマす声の出し方までやってるっていうから、とっても残念かつムカッパラ立つゼイ！「声」には本当にすごい力があるから、これを読んでるあなたは、世の中の為、人の為に素敵な「声」を使ってちょうだいませませ！