不思議な声の物語 by R

私がボイストレーナーと自覚して仕事を始めたのは、ざっと25年前かな。

とある役者の養成所だった。

それ以前は、例えば、学校のクラブ活動で先輩が後輩に教えるような、ラフな感じだった。

プロを目指す養成所で教えるためには、基本のシステムを作って、企画書らしきものを提出しなきゃいけなかった。
で、音楽的な部分と体の使い方以外の知識が必要になったんだな。

なぜかって、養成所ってところの多くは、グループレッスンだからね。

性格の違う、イケイケな、…と思ってる^^;若者たちを導く為には、今流行りのカリスマ講師のような話術と技術が必要になる。

あと、経営者が理解できるプログラムを書かないと、雇ってもらえないからね。

まだ若かったから実績が無いので、理論構築が必須だった。

で、いろいろな心理学の本や社員教育マニュアル、もちろん他のボイストレーニングと名のつく本、声絡みの本は時間があればとにかく目を通してた。

不思議なもんで、大量に読んでると、ある法則が見えてくるんだな。

ま、結局、やることと目的は一緒だから当然てことかもしれないけどね。


ボイストレーナーを目指すという人と話しをしたので、ふと回想録的に書いていこうかなっと思います。

ちなみに、うちもボイストレーナー養成コースあるから、興味ある方はブレイブハート・エンターテインメントをググってくださいませ。


さて、今からはプライベートバンド神座Kaguraのリハでござる。んじゃ！